
| サン・カン自身も「ハンの400Z」としてインスタグラムにて紹介 |
ヴェイルサイドは「2024年公開のムービーカー」としてこのフェアレディZを紹介
さて、ヴェイルサイドが東京オートサロン2023にて発表するというフェアレディZのカスタムカーを先行公開。
興味深いのはヴェイルサイド自身がこのフェアレディZを「2024年に公開される映画に登場するムービーカー」「FFZ400」と呼んでいるという事実で、ヴェイルサイド自体が映画ワイルド・スピードに登場した「RX-7 ヴェイルサイド フォーチュン」によって世界で名を知られるようになったこと、「FF」とはワイルド・スピードの原題である「Fast & Furious」を表しているであろうことから、このフェアレディZがワイルド・スピードの10作目、「FAST X」に登場する可能性が非常に高いと言われています。
「ハン」役、サン・カンもこのフェアレディZを紹介する
加えて、ワイルド・スピード・シリーズにてハンを演じた俳優、サン・カンも自身のインスタグラムにて「ハンの400Z」だと紹介しているので、やはりこのクルマがワイルド・スピードの10作目、もしくはスピンオフ作品に登場するのは間違いなさそう。
さらにはカラーリング自体もワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFTに登場したマツダRX-7 ヴェイルサイド フォーチュンとマッチしており、「ハンのクルマ」としては申し分ないのかもしれません。

ちなみにサン・カンは日本車のファンでもあり、自ら初代フェアレディZををカスタムし、「Fugu-Z」として公開したことがありますね(ネーミングは、猛毒を持つフグになぞらえたもの)。
ヴェイルサイドがカスタムした新型フェアレディZはこんなクルマ
そこでヴェイルサイドが手掛けた新型フェアレディZを見てみたいと思いますが、フロントバンパーが置き換えられ、フロントアンダーはぐっと張り出した形状に、そしてサイドにもエアガイドのようなパーツが装着されています。

フロントフェンダーとボンネットもオリジナル品となり、センターにはグラデーションを用いた「Veilside」文字。

ちょっと面白いのは、ルーフサイドにあるパーツが加工されていることで、このパーツはもともと「日本刀」をイメージしたものだと紹介されていますが、さらに日本刀っぽくカスタムしたということになりそうです。

リアにはリベット留めのオーバーフェンダーが装着されていて、これはヴェイルサイドによると「1cm幅」だと紹介されており、つまりは車検対応ということに。

サイドアンダーにもエアロパーツが装着済み。

リアには垂直な翼端を持つスポイラー(ドラッグレース用マシンに装着されるものをちょっと小ぶりにしたような感じ)。

インテリアの情報は限られており、しかし表皮に「Veilside」の文字が刻印されたバケットシート(カーボンシェル)、そして同様の仕様を持つシートベルトパッド、さらに荷室スペースにはNOSのタンクのようなものも確認可能。
このほか、カスタムエアサスペンション、DIECOCKスピーカーシステム、20インチサイズのVeilSide Andrew Forgedホイール、カスタムエキゾーストにECUチューンといったメニューが紹介されており、東京オートサロンでもひときわ目を引くクルマとなるかもしれませんね。

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参照:Sangkang(Instagram), Veilside, Veilside(Facebook)