| 珍しくレクサスにリコール |
レクサスが北米にて22,000台規模のリコールを実施。
内容としては2つあり、ひとつは2018年モデルのカムリを含む11,800台が対象で、燃料パイプの組付け不良によるもの。
これは燃料パイプとホースが正しく取り付けられておらず、最悪の場合は燃料漏れ、ひいては発火の可能性があるとしています。
まずはオーナーに通知のうえ、車両を検査→問題があれば修理、という流れになるとのこと。
ハイパフォーマンスのポンプにも破損の可能性
もう一つは9,900台が対象となるリコールで、車種はRC F、GS F、LC500。
いずれもハイパフォーマンスモデルとなりますが、ハイパフォーマンスだけに高圧燃料ポンプを2個備えており、しかしこのカバーが破損する可能性がある模様。
そしてこれが破損するとやはり燃料漏れが生じ、火災の可能性がある、としています。
北米においてレクサスの品質評価は高く、ただし調査項目によっては近年大きく順位を下げる場合も。
こういった事象を見るに、「モデルによって」品質にバラツキがあるのかもしれませんね。
米国は特に品質に対する責任追求が厳しく、最近だとトヨタの場合は「マット」、日本企業だと「エアバッグ」が大きなトピック。
現実的に発火に至る可能性は非常に低いのかもしれませんが、トヨタは過去に痛い目を見ているだけに、「慎重を期して」リコールを発表したのかもしれない、と考えたりします。
あわせて読みたいレクサス関連投稿