
| レクサス「未来は見るものではなく、感じるものだ |
この記事のもくじ
さて、レクサスは3月30日に新しいレクサスを象徴するコンセプトカーを発表し、同時に今後のブランド変革に向けた取り組みを発表するとアナウンスしていますが、今回はそのコンセプトカーについて新しいティーザー動画を公開。
静止画と含めてこれが「3度目」のなるので、けっこうな頻度にて情報が更新されているということになりますね。
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今回、初めてそのインテリアが公開される
そして今回のティーザー動画にてはじめて明らかになったのがそのインテリア、そして車体構造。
インテリアについてはヨーク型のステアリングホイールを備える未来的なものであり、比較的現実味のあったエクステリアと比べると相当なギャップを感じてしまいます。
なお、このヨーク型のステアリングホイールについては先日テスラが公開した「新型モデルS」にも装着されていましたが、このメリットについては「メーターがよく見える」。※プジョーはメーターを見やすくするため、ステアリングホイールの上部を「平ら」にしている

ヨーク型ステアリングホイールの採用はあるのか
ただしデメリットというか問題点もあり、これに体をぶつけると(通常の円形ステアリングホイールに比較して)ダメージが大きい場合があったり、ステアリングレシオが「普通のまま」だとぐるぐるステアリングホイールを回すのが面倒であったり、逆に「ぐるぐる回さなくてもいいよう」可変ステアリングレシオや超クイックレシオを採用した場合には街中での運転が難しくなったり、その特殊性を理解しない人が乗ると事故の危険性が高くなったり。
現時点ではデメリットのほうがメリットを上回ってしまうため、このヨーク型ステアリングホイールを装着するロードカーはほぼ皆無というのが現状です。
しかしながらこのヨーク型ステアリングホイールについて、見た目があまりに斬新なため、「これが付いているだけで”未来”を感じる」ことになり、よって未来を意識したコンセプトカーや仮想のクルマに採用されることはけっこう多く、かの「ナイト2000(K.I.T,T.)」にもこれが装着されています。※実際にこのレプリカを作ったものの、著しく運転しにくいという動画も過去にUPされている

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参考までに、法規的にどうなのかとい点については「不明」な国や地域が多いらしく、明確に「ステアリングホイールは円形とすべし」と規定している場合を除くと「ヨーク型を禁止しているわけではない」と解釈することもできるようで、北米においても「違法ではないが・・・んー・・・」という歯切れの悪い解釈となる模様。
車体レイアウトは「2モーター」
なお、レクサスはこれまでこの(3月30日に発表する)コンセプトカーの詳細については触れておらず、よってパワーソースも不明であったものの、今回の動画を見るに「フロントとリアにひとつづつ、2モーターを採用するEV」ということがわかります。

そしてこのレイアウトは先に公開されたE-TNGAということになりそうで、さらに今回発表される「新型レクサス(のコンセプトカー)」市販モデルはEVのほかにハイブリッドもラインアップれるといい、かなり多くのバリエーションを持つことになりそうですね。

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そして駆動方式はもちろん、トヨタのエレクトリック化計画においてコアとなるの「DIRECT4」。
おそらくこのコンセプトカーは内外装、そして構造的にもこれまでのレクサスから大きく飛躍したものになると思われ、その発表を楽しみに待ちたいところです。
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参照: Lexus - Facebook