
| もともと欧州ではラリー用ホモロゲーションモデルの人気が高い |
さて、メルセデス・ベンツやランボルギーニ、マクラーレンなどハイエンド系ハイパフォーマンスカーのカスタムで知られるPrior Design。
今回はこれまでの趣向とは打って変わり、GRヤリスを題材にしたチューニングプログラムを予告しています。
今回公開されたその動画を見るに、過激という言葉でも物足りなくらいのアグレッシブなボディキットを装着していますが、ここでその内容を見てみましょう。
Prior DesignによるGRヤリスはこうなっている
まずこちらはフロント。
フロントバンパーそしてフロントフェンダーが入れ替えられ、ただでさえワイドなGRヤリスがさらにワイドに。
「GR」っぽくレッドを用いていたり、オリジナルのデザインを尊重しているところには好感が持てます。

そしてこちらはリア。
巨大なリアウイングにやはりワイドなオーバーフェンダー、そしてリアディフューザーが目を引きます。
なお、最近は各チューナーとも、実際の製品を発表する前に、市場の反応を見るためにこういった動画、もしくはFacebookやインスタグラムなどのSNSにCGを投稿し、そこで市販するかどうかを検討するといった傾向が強いように思います。

今回のProir Designについても、そういった類のひとつであり、さすがにこのままのスタイルでの市販はないだろう・・・と考えるものの、1980年代のグループB全盛時には、メーカー自らがこれよりももっと過激なクルマを多数発売していた、というのは驚くべき事実でもありますね。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/51102280943/in/dateposted-public/フロントをアップで見るとこう。
スプリッターはかなり前方に突き出ているので、段差やスロープでのヒットは必至かもしれません。
バンパーサイドにはウイングレット、そしてサイドにもウイングレットつきスカートが装着されています。

こうやって見ると一層ワイドに見え、全幅2メートルにも達するんじゃないかと思えるほど。

Prior Designは過去に日産R35 GT-R用エアロキットを発売したことも
ちなみにPrior Designは日本車のチューンと完全に無縁ではなく、過去には日産R35 GT-R向けのカスタムキットを発売したことも。
GRスープラ向けのエアロキットも開発中だと伝えられていますが、それらの中でもやはりGRヤリスはちょっと異色ではあり、しかしここに手を出すということは、それだけGRヤリスが現地で話題になっている、ということなのかもしれませんね(欧州はもともとラリー人気が高いので、ラリー用ホモロゲーションモデルの支持も厚い)。
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参照:priordesign