トヨタがル・マンにあわせて特設コンテンツ公開、歴代優勝車5台が揃う画像や新型GR（プリウス？）のティーザー画像、期間中のイベント内容を紹介

｜　トヨタはル・マン24時間レース5連覇という歴史的偉業を達成している割には多くの人がそれを知らず、ちょっともったいないといつも思う　｜

今年のル・マン24時間レースはフェラーリはじめライバルが多数登場

さて、トヨタのモータースポーツ部門、TOYOTA GAZOO Racing（TGR）がル・マン24時間レース（6月10日〜11日）開催にあわせ、TOYOTA GAZOO Racing公式サイト内にスペシャルコンテンツを公開。

ここではル・マン24時間レース開催100周年記念を祝うとともにトヨタが2018年から5連覇を達成してきた5台の優勝車両の画像、レース中に開催されるイベントの詳細、そして「新しいGRモデル」についても紹介されています。

新しいモデルは「GRプリウス」？

そしてまずは「新しいGRモデル」を見てみたいと思いますが、こちらについてトヨタはひとこともプレスリリース中で触れておらず、ただ画像が配信されるのみ。

一部ではGR GT3，GRスーパースポーツという説もあるようですが、画像をフォトショップにて明るくしてみるとスポーツカーにしてはナンバープレートの位置が高く、よってGRスーパースポーツ、GR GT3の可能性はまず「ない」かもしれません。

一方でGRプリウスなのではとするサイトもいくつか存在し、ぼくとしてはそのほうが「アリ」なんじゃないかとも考えています。

その他はこんなコンテンツが公開されている

その他公開されたのは、ル・マン24時間レース開催元（ACO）の要請によって初めて実現した「2018年からのル・マン24時間レース優勝車両5台の集合写真」。

これら5台のうち4台はトヨタが所蔵しているものですが、この5台はぞそれぞれ（開発拠点である）TOYOTA GAZOO Racing Europe、トヨタ自動車など複数箇所に分散して保管されていたため、これまで一堂に介することはなかったのだそう。※TS050 HYBRIDだけがル・マン博物館に寄贈されている

そしてこの5台はレース期間中は現地で展示されるほか、6月10日に開催されるセンテナリーパレードではアレックス・ブルツと中嶋一貴がそれぞれ2018年の優勝車と2022年の優勝車をドライブする、とのこと。

その他紹介されているのは、ル・マン24時間レース本番前の6月10日にデモ走行を行う「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」。

これは2022年までスーパー耐久シリーズを走っていた「水素エンジン」搭載のレーシングカーです。

加えて6月8日（木）のハイパーポール、6月10日の日本時間23時にスタートする決勝においてはGR010 ハイブリッド7号車、そして8号車の車載カメラの映像を生配信するとしており、速報は随時Twitterにて投稿を行ってゆくとのこと。

あわせて6月11日にはトレッサ横浜の南棟1Fセンターガーデンにて、6月10日～11日には裾野市生涯学習センターにてそれぞれパブリックビューイングを実施するとしています。

なお、トヨタは「ル・マン24時間レース5連覇」という偉業を達成しつつも、それを広く宣伝広告することがあまりなく（社内でも色々な意見があるのかもしれない）、それを（日本では）知らない人がほとんどかもしれません。

よっているも残念に思うのは「もっとTVCMやウエブCMでル・マン優勝を伝えたらいいのに」ということですが、今後は少しづつ変化が出てくる可能性もありそうですね。

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参照：TOYOTA