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| そのうちロレックスのカスタムが市民権を得る日が来るかもしれない |
さて、先日も紹介したロレックス コスモグラフ デイトナのカスタム第二弾。
前回はゴールドケース/ゴールドブレスを持つデイトナ116508のカスタムを紹介しましたが、今回はステンレススティールケースの116520をカスタムした一本。
内容としては前後ダイヤルをスケルトン化したほか、なんと自動巻きユニットを取り除いて「手巻き」へと変更したというもの。
ここでその仕上がりを見てみましょう。
カスタムロレックスは流行の兆し
今回このロレックスのカスタムを行ったのはArtisans de Genève(アルティザン・ドゥ・ジュネーブ)。
スイスに拠点を置く腕時計専門のカスタムメゾンで、「腕時計は販売せず、持ち込みのみに対応」となっています。
ちなみに大変な人気があると見え、現在は「キャパシティオーバーにつき、新規のカスタム受付停止中」。
今回のロレックス コスモグラフ デイトナ のカスタム費用については不明ではあるものの、前回のゴールドデイトナ「Artisans de Genève La Montoya Gold」の価格が2400万円だったので、もとの価格差を考えると最低でも「2000万円は下らない」のかも。
このロレックス・デイトナ「THE BLAUSEE PROJECT」の完成品はこんな立派なボックス入り。
カスタムに出すと、アルティザン・ドゥ・ジュネーブの専用ケースに入って戻ってくるようですね。
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ケースを開けるとこう。
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本体のほか、クロス、そしてルーペも。
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ケース下部の引き出しにはメンバーズクラブへのインビテーション。
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ハンドメイドを示すプレート。
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ウッドのハウジングを持つルーペ。
仕上げには自身があり、どこからどう見られてもOKということなのでしょうね。
![a9](https://live.staticflickr.com/65535/49560300487_fb8daf1f96_c.jpg)
カスタムされたロレックス・デイトナはこうなっている
そしてお待ちかね、カスタムを受けて生まれ変わったロレックス コスモグラフ デイトナ。
ロレックスのカスタムには賛否両論ありますが(というか否定派が圧倒的)、これだけ数が増えてくると「他人と一緒はイヤ」という人が出てきても不思議ではなく、カスタムを否定することはできないとも思います。
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ベゼルはブルーセラミック。
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もちろん文字盤はスケルトン。
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ちなみにインデックスの発光色はグリーン。
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こちらはケースバック。
ローターが取り払われ、バランスブリッジとバレルラチェットは専用に作り直されています。
そしてローターが無くなったことでケースは大きく薄型化(といってもケースバックの盛り上がりがなくなるだけですが)され、もともと40ミリというコンパクトなケースがさらに腕にフィットするように。
サファイアガラスの外周には「Artisans de geneva」の刻印があり、サンドブラストとハンドポリッシュにて仕上げられています。
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ロレックスのカスタムというとバムフォード・ウォッチ・デパートメント(Bamford Watch Department)が有名ですが、とくに欧米においてはカスタムウォッチの人気が高まっているという話も聞かれ、今後も「新手」が登場してくるかもしれませんね。
![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2016/11/rolex.jpg)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=4aMnjaogDRw&feature=emb_logo
VIA: TheWATCHES.tv , Artisans de Genève