| オメガは多方面とのコラボレーションによってそのプレゼンスを拡大中 |
現在のところ限定モデル、少量生産モデルの相場は安定、もしくは高値維持という状況に
さて、オメガは2024年パリ オリンピックにて(1932年を皮切りに31回目の)公式タイムキーパーを努めますが、今回これを記念して早くもオリンピック仕様のシーマスター ダイバー300M(522.21.42.20.04.001 / 1,243,000円)を発表することに。
ケース素材はステンレススティール、ベゼルや針(ハンズ)、インデックスなどに18Kムーンシャインゴールドがあしらわれるというゴージャスな仕様です。
オメガ シーマスター DIVER 300Mコーアクシャル マスター クロノメーター 42MMパリ 2024はこんな腕時計
そこでこのパリ オリンピック仕様シーマスターのディティールを見てみたいと思いますが、マットホワイトの文字盤にはレーザー加工によって波形模様が再現され、ベゼルはサンドブラストに文字が浮き出るといったフィニッシュを持っています(文字部分はポリッシュ)。
そして特筆すべきはカレンダー(日付)に用いられるフォントにパリ オリンピック公式フォントと同じものが採用されること、秒針には聖火が再現されること。
インデックスはすべてポリッシュ仕上げのムーンシャインゴールド、そしてスーパールミノバが用いられています。
もちろんケースバックも特別仕上げを持ち、メダルを模した刻印、「PARIS 2024」の文字に5輪の立体加工も見られます(ベゼル同様、サンドブラスト=フロスト加工が効果的に用いられている)。
ストラップはインターチェンジャyブルを採用しており、ラック&プッシュ式エクステンダブル フォールディングクラスプが採用され、ダイバーエクステンションも付属します。
ちなみにですが、ベゼルや針、インデックスにゴールドを用いたものの、ストラップにはゴールドを用いておらず、ここはちょっと興味深いところですね。
搭載されるムーブメントはオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター認定の「キャリバー8800」。
ボックスにはオリンピック仕様の特別バージョンが採用されています。
オメガはオリンピック仕様のNATOストラップも発売
そしてNATOストラップをはじめて作ったオメガだけあって、パリ オリンピック開催にあわせオリンピック専用デザインのNATOストラップをいくつか用意しており、レッド、ブルーなど5輪それぞれのカラーをあしらったストラップや・・・。
フレンチカラーも。
なお、「せっかくオメガの腕時計を購入した」人はやはりオメガ純正のNATOストラップを購入するものと思われ、よってこのNATOストラップはオメガにとって「馬鹿にならない」収益源なのだと推測します。
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参照:OMEGA