IWCが映画「アクアマン／失われた王国」とのコラボによるアクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンスを発売。限定25本、お値段838万円

｜　IWCの中でも最高の素材「セラタニウム」を採用し、永久カレンダーを備えるという「超ハイスペック」仕様に　｜

ちなみに「アクアマン」表記は無いようだ

さて、映画「トップガン」でその名を広く知られるようになったIWCが1月24日公開予定の「アクアマン／失われた王国」とのコレボレーションモデルを発表。

ちなみにIWCとトップガンとはパートナーシップ関係になく、しかしトップガンの制作サイドがリアリティを追求したため、実際に米空軍にて採用されているIWCのパイロットウォッチが映画にも用いられることになったそうですが、今回発表された「アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンス」は正式にDCコミックスとの契約のうえで製作されたもの。

ただしIWCとアメコミのヒーローというのはかなり異質な組み合わせでもあり、ぼくとしては「えっ」という感じです。※IWCはファンタジーよりも現実世界のプロフェッショナルが使用するというイメージがある

アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンスはこんな腕時計

そこで今回発売された「アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンス」を見てみると、まずこちらはブラックマンタが装着するレッド（IW379405）。

そしてこちらはスティーブン・シン博士着用のブルー（IW379406）。

ケース素材はIWCがの誇る”セラタニウム”で、ケース直径は49ミリというビッグサイズ、そして厚さは19.4ミリ。

ブレスレットにはラバーが採用され、IWCが特許を取得したクイック交換システムが内蔵されています。

搭載されるムーブメントは「89802キャリバー（自動巻き）」、パワーリザーブは68時間で、サファイアクリスタル製のケースバックからムーブメントを除くことが可能です（ケースに合わせてダーク加工が施されているようだ）。

生産本数はそれぞれ25本（かなり少ない）に限定され、価格はいずれも8,387,500円（かなり高い）。

両者の相違は単純に「カラー」で、ベゼルやインデックス、針やカレンダーに塗布されるスーパールミノバがレッドもしくはブラックなのかということになりますね。

なお、機械式腕時計にもかかわらず「デジタル」の名を持つのは、文字盤上の日付と月表示（永久カレンダー）がデジタルに見えるから。

ケース素材に使用される「セラタニウム」はIWC独自開発による素材ですが、IWCいわく「チタン同様の堅牢さと、セラミックと同等の硬さを誇る」素材であり、ベース成分はチタン、そしてこれを焼成することでセラミック化し、これによって「チタンとセラミック両方の特性を持つ」ことが可能になる、と説明されています。

なお、この素材は焼結した時点で「ブラック」の色合いを持つそうで、いかなるコーティングを施さずともブラックのケースや（リュウズやピンバックル、プッシュボタンなどの）パーツを実現でき、よって「色剥げ」の心配がないのは嬉しいところですね。

アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンスのプロモーション動画はこちら

Director of @AquamanMovie James Wan and IWC’s Chief Design Officer Christian Knoop reveal the story behind the creation of two new glowing #IWCaquatimer editions (Ref. IW379405 & IW379406).

Watch #Aquaman and the Lost Kingdom only in theaters December 22.
#IWCwatches pic.twitter.com/xOkHE0Erqv

— IWC Watches (@IWC) December 20, 2023

合わせて読みたい、IWC関連投稿

参照：IWC Watches（X）