「まさか」「やはり」？オメガ スピードマスター×スウォッチ、「ムーンスウォッチ」にスヌーピーとのコラボモデル、ミッション トゥ ザ ムーンフェーズが登場

｜　もしかすると、もっとも入手難易度が高いムーンスウォッチかもしれない　｜

オメガとスヌーピー、スウォッチとNASAとは非常に深い関係にある

さて、早いものでオメガ（スピードマスター）とスウォッチとのコラボレーションモデル”ムーンスウォッチ”の登場からはや2年、今回は「まさか」というか「ついに」というかスヌーピーとのコラボレーションによるムーンスウォッチ「MISSION TO THE MOONPHASE（ミッション トゥ ザ ムーンフェーズ）」が登場します。

発売は3月26日、価格は46,200円に設定されており、おそらくはムーンスウォッチ史上もっとも厳しい争奪戦となるのは間違いなく、ここでその詳細を見てみましょう。

なぜにムーンスウォッチとスヌーピー？

まう気になるのが「なぜスウォッチとスヌーピーとがコラボレーションを行うのか」ということ。

これについては説明が必要で、時を遡ること55年、1969年3月18日発行のコミックに「スヌーピーの宇宙飛行士版」が登場し、その後NASAのポスター等にマスコットとして採用されることになり、同年5月に打ち上げられたアポロ10号の司令船のコードネームは「チャーリー・ブラウン」、そして着陸船のコードネームは「スヌーピー」。

その関係性は今に至るまで続いており、火星ミッションのマスコットにも採用されるなどますますNASAとスヌーピーとの結びつきが強くなっていて、さらにスウォッチはNASAとのコラボモデルを発売したことも。

さらにオメガ スピードマスターには、有人宇宙飛行において優れた功績を残した人物 / 団体にNASA贈られる「シルバースヌーピー アワード」50周年記念モデルが設定されたことがあり（オメガが1970年にNASAからこの賞を贈られている）、こういった経緯を考慮するに、「オメガとスヌーピー、そしてスウォッチ」との結びつきは非常に強く、今回の”トリプルコラボ”にも納得ですね。

ムーンスウォッチ「MISSION TO THE MOONPHASE」はこんな仕様を持っている

そこで今回発売されるムーンスウォッチ「MISSION TO THE MOONPHASE」を見てみると、ケース素材はバイオセラミック、ケース系は42ミリ（ほかのムーンスウォッチと変わりはない）。

おなじみクォーツムーブメントを搭載しますが、ムーンフェイズ表示を持つことが他のムーンスウォッチとの（機能的な）最大の相違です。

そしてスヌーピーはこのムーンフェイズの中にあしらわれていて、スヌーピー（眠そうな表情）が三日月の上に寝ているというなんともユーモラスなデザインを持ち、紫外線が当たると「I CAN'T SLEEP WITHOUT A NIGHT LIGHT」の文字、そして三日月や星が浮き出るという仕掛けも。※針にはスーパールミノバが塗布される

ムーンスウォッチ「MISSION TO THE MOONPHASE」の文字盤には「OMEGA × SWATCH」そして「Speedmaster」さらには「MOONSWATCH」の文字が入っていて（文字盤の表面はマイクロブラスト風）、ベゼルやインデックス含めオールホワイト、そしてマーカーや文字、すべての針はブラックというモノトーン仕上げ。※もちろんベゼル上のタキメーターは”ドットオーバー90”

ケース裏面もほかのムーンスウォッチと同じくバッテリーカバーにはそのモデル固有のグラフィックが施され（このモデルの場合はコミック調の付きが描かれる）、そのまわりには「MISSION TO THE MOONPHASE」の文字。

ストラップはおなじみのベルクロ仕様です。

ムーンスウォッチをコンプリートしたぼくとしては、買えるかどうかわからないものの、ひとまず3月26日の発売日に”参戦”してみようと思います。

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参照：SWATCH