>ロータス(Lotus) ■車/バイクの試乗記、展示会やイベントなど

【試乗:ロータス・エキシージ350〜前編】パワステなし。重いクラッチ。それでも降りた瞬間にまた走り出したくなる車

2017/12/26

| なぜロータス・エキシージ? |

さて、ロータス・エキシージ350に試乗。
ぼくは「ずっと」前にロータス・エスプリ・ターボを運転したことがある以外はロータスに縁がなく、まさに「久しぶりの」ロータス。
今回ロータスの購入検討に至ったのは「そろそろアルファロメオ4Cの入手が困難になるかもしれないので、アルファロメオ4Cの購入を考えてみよう」というところから「いやちょっと待て、ほか候補も検討してみよう」という流れから。
かつロータスについては中国の吉利汽車傘下に収まったことで今後大きな変化があると思われ、「であれば最後のロータスらしいロータスを」購入検討に加えるべきだ、ということに。

ロータス・エキシージ350のスペックを見てみよう

簡単なエキシージ350のスペックは下記の通りとなっています。
輸入元のLCIジャパンによる紹介はこちら

ボディサイズ:全長4080 全幅1800 全高1130ミリ
エンジン:3.5リッターV6スーパーチャージャー
出力:350馬力
車体重量:1125キロ
トランスミッション:6速MT
サスペンション:前後ダブルウイッュボーン(ダンパーはビルシュタイン、スプリングはアイバッハ製)
価格:972万円

DSC04369

なおエキシージ350はこれまでのエキシージSに比べて51キロ軽量化。
0-100キロ加速は3.9秒、最高速度は274km/hというスペックを誇ります。
そしてエキシージ350は「エキシージ380」が登場するまで、「エキシージ最速・最軽量」を誇ったモデルですね。

関連投稿
ロータスのロードカー史上最速「エキシージ・カップ430」発表。0-100キロ加速はウラカンと同じ
フェラーリ・ポルトフィーノの設計はロータスを参考に。その結果部品点数はカリフォルニアT比で40%減

ロータス・エキシージ350の外観を見てみよう

第一印象としては「ロータスというと、走り一徹の印象があるものの、なかなかどうして細部までオシャレ」というもの。

DSC04367

特にフロント、サイド、エンジンフードに用いられるグリル類はかなり質感や立体感が高く、正直驚いた部分です。

DSC04351

とにかくセクシーな「コークボトル」シェイプ。

DSC04374

フロアは当然フラットですが、一部に吸気用のダクトが出っ張っています。

DSC04390

強烈に軽そうなホイール。
ブレーキはブレンボではなくAPレーシング製で、無駄にローターやキャリパーが大きくないところがナイス。

DSC04350

フロントサイドウインカーはLED。

DSC04349

テールランプもLED。

DSC04345

リアウインドウはガラスから樹脂になって軽量化(後方視界は期待できない)。

DSC04380

リアウイングのステーはアルミ製。

DSC04346

フロントは結構高さがあり実用性は問題なさそう。
なお最低地上高は125ミリ(ポルシェ911よりも高く、”かなり”余裕がある数字)。

DSC04370

ボディパネルはグラスファイバー製。
そのために修理が難しく、もし破損すれば「パネル単位での交換」に。

DSC04397

ドアミラーはもちろん(軽量化のため)手動。
結構外に出ているので、後方視界については意外と困らず。

DSC04375

インテリア、実際に走行してみた印象などは「中編」「後編」にて記載しています。
他の画像はFacebookのアルバム内にて公開中。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ロータス(Lotus), ■車/バイクの試乗記、展示会やイベントなど
-, , , ,