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マクラーレン600LTここに参上。720S、P1、セナの技術やパーツを使用した究極のスポーツシリーズ

2018/07/31

| ロングテール次章の幕が開ける |

マクラーレンがついに「600LT」を発表。
「LT」はロングテールを意味しますが、この20年で4台しかこの名称が与えられていないことでもわかるとおり、「特別中の特別」。
マクラーレンによると600LTは「トラックアニマル」「新しいスポーツカーのベンチマーク」で、もちろんスポーツシリーズでもっともパワフル、そしてもっとも速いモデル。

マクラーレンP1、720Sの技術を転用

一見してわかる通りダウンフォースを向上させるためのエアロパーツ群が特徴で、リアディフューザーそしてリアウイングが車体後部を「74ミリ」延長。
675LT、F1GTR LTではリアエンドそのものが「延長」されていましたが、600LTでは異なる手法が採用されているようです。

600LT rear 3 4

なおリアディフューザーの延長、ウイングの追加に止まらず、フロントバンパー、リアバンパーやサイドステップにはウイングレットが設けられ、整流効果が大幅に上昇しているであろうことも想像できますね。

600LT side

インテリアは「セナ」同様のシートを装着

加えて軽量化も徹底され570Sクーペに比べてなんと96キロも軽量化(570Sは1313なので、600LTは1217キロということに)。
ボディパネルはカーボン製、軽量ブレーキシステムにサスペンションはマクラーレン720Sからの移植となるようですね。

600LT 2

インテリアは完全に「サーキット中心」といった装備を持ち、P1にも採用されたカーボン製のレーシングシートをさらに発展させた「スーパーライトウエイト・カーボンファイバー・レーシングシート」を採用。
これはカーボンシェルの中身が「中空」になっており、片側わずか3キロしかない、というハードコアなシートで、「セナ」に採用されるのと同じものとなっています。

interior gallery

なお、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)ではカーボンファイバールーフ、フロントフェンダールーバーも用意している、とのこと。

エンジンはもちろん600馬力

「600LT」を名乗るからにはもちろんエンジンは600馬力を発生。
エキゾーストシステムはマクラーレン・セナよりもさらに短いパイプを持ち、これによって背圧を減少させて「ヌケ」の良さを実現。

エキゾーストパイプからはかなり熱い排気が出るようで、リアウイングの中央部分(排気が当たるところ)は耐熱塗料のようなものが塗られています。

600LT rear



その他600LT専用装備も

上記の装備に加え、マクラーレン600LTではよりクイックなステアリングレシオ、よりハードなエンジンマウント、ピレリPゼロ・トロフェオRが標準装備に。

600ltexhaust 1

マクラーレン「LT」はこういったクルマ

マクラーレンにおけるLT=ロングテールは単純にテールの延長だけではなく「パワーアップ」「軽量化」「エアロダイナミクス最適化」「サーキット重視」「究極のドライバビリティ」を同時に意味。
これはマクラーレンのレーシングカー「F1 GTR ロングテール」がその元祖となっています。

longtail-header

マクラーレンF1はもともとレース用に作られてはいなかったものの1995年にレース用へとコンバートされてル・マンに出場するやいなや1位、3位、4位、5位に入賞しており、「出場したその年に」優勝したメーカーとしてはいまだに「マクラーレンのみ」とのこと。
ただし「レース用ではない」ためにダウンフォースがサーキットでは不足しており、そこで投入されたエアロパッケージが1997年の「ロングテール」。

このマクラーレンF1 GTRロングテールはさらに100キロも軽量化が施されており、投入されるやFIA GTチャンピオンシップ11ラウンドのうち5つで勝利。
さらに同年のルマンでもGT1クラスで優勝を飾る(2位には30周もの差をつけている)など圧倒的な強さを見せています。

こういった経緯もあり「ロングテール」は特別な意味を持ちますが、”ロングテール”は「マクラーレンが考えうる限りの究極の表現」を用いたシリーズであり、究極のスリルを提供する少量生産車、と定義されているようですね。

現時点では価格や限定台数、日本の割り当てについては発表がなく、しかし追って公開されるものと思われます。

600LT rear 1

VIA:McLaren

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