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ポルシェ356史上、もっともイケてるカスタム登場。オーナーはなんとジョン・オーツ!

2018/11/07

| ジョン・オーツは実は生粋のカーマニアだった |

ぼくが知る限りではカーメディアにジョン・オーツが登場するのは「初」。
そして例によって「ジョン・オーツって誰よ・・・」という人のために説明しておくと、1980年代に活躍した男性デュオ「ホール&オーツ」の「オーツ」のほう。

なお、ホール&オーツでは「ホール」つまりダリル・ホールの方がメインで、ジョン・オーツはどちらかというと(というか明らかに)サブ。

しかし玄人受けしたのも事実で、ミーハーなファンはダリル・ホール、シブ線好みはジョン・オーツと分かれていたわけですね。

↓現在のジョン・オーツ。御年69歳、いいオッサンになったな・・・

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ホール&オーツには「シーズ・ゴーン」、「サラ・スマイル」、「キッス・オン・マイ・リスト」など様々なヒットがありますが、ぼくがもっとも気に入っているのは「エヴリシング・ユア・ハート・デザイアーズ(PVでダリル・ホールが着ている革ジャンがカッコいい)」。

君は望むものすべてを手に入れたんだろう?
それなのに、このうえ何が欲しいんだい?

という曲なのですが、とりあえずジョン・オーツのポルシェ356カスタムを見てみましょう。

「オレのために完璧なポルシェ356を作ってくれ」

ジョン・オーツのポルシェ356をカスタムしたのはエモリー・モータースポーツ(Emory Motorsports)。
ジョン・オーツが求める「完璧なポルシェ356」を同社が実現した、ということになります。

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このポルシェ356は1960年製の”356B”で、もともとはカブリオレ。
エモニー・モータースポーツはこれに脱着式のハードトップを被せて「フラットトップ」仕様としています。

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カスタム前にはフロントにダメージを負っていたとのことで、フロントグラス含む各パーツを356”A”から移植した、とのことで、これらが独特のルックスを実現することとなっていますね。

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なおウインドウのモール、フロントフード中央にあるフューエルキャップ、ホイールなどは「ブラック」へとペイントされ、これが356の雰囲気を大きく変えているように思います。

一方でヘッドライトベゼル、ドアミラー、エンジンフードのルーバーなどにはクロームを残しており、この辺りのバランス感は絶妙。

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エンジンは2.4リッター空冷フラット4で、これは964世代のフラットシックスをカスタムしたものだと公表されているので、つまりは「2気筒分をぶった切った」ものだと考えられます(たしかに3.6リッターから2気筒を削ると2.4リッターになる)。

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そして各シリンダーは「ツインスパーク」化されてイグニッションは電子制御化。
エキゾーストマニフォールドはワンオフ品で、出力は200馬力に達するとのことで、軽量な車体(839キロ)を引っ張るには十分だと言えそうですね。

ポルシェ356”ジョン・オーツ”カスタムのインテリアはこうなっている

この356のインテリアは完全に張り替えられており、カーペットはブラウン、レザーはヴィンテージ仕上げのコニャック。

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シートもヴィンテージ感溢れるデザインで、なんともシックなデザインを持っています。

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シートの座面、シートバックは手の込んだ「編み込みレザー」。

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強力なパワーを受け止めるべく(もともとの356Bは当時90馬力の出力だった)ロールバーが装着されますが、これは「取り外し可能」とのこと。

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そのほか、リアサスペンションは初期の911から移植した「独立式」で、ショックアブソーバーはKONIの調整式。
ブレーキは4輪ディクブレーキとなり(4輪ディスクブレーキ採用は1963年の356”C”まで待たねばならない)外観のみならず機能もアップデートされた一台となりますが、こういったクラシックポルシェの楽しみ方も「アリ」だとぼくは考えています。

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もちろんクラシックモデルに関しては「当時のオリジナルのままにレストアしないと」と唱える人々も多いことは承知の上ですが、やはりクルマは楽しんでナンボだとも考えていて、当時の状態を意識するあまり運転しにくくなって乗る機会が減ってしまうのは「本末転倒」かもしれず、クルマはもともと趣味性の強いモノということもあり、誰かになにかを言われても気にせず、固定概念にとらわれることもなく、自分が好きなように楽しむべきなのでしょうね。

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