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マクラーレンの新型ハイパーカー「BC-03」がリーク?アルティメットVGTベースのワンオフもしくは少量生産車

2019/10/01

| セナをベースにアルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモ風のボディパネルを採用か |

マクラーレンの新型限定ハイパーカーと思われる画像がインスタグラム上に登場。
これは「supercarpress」なるアカウントが「マクラーレンの上級VIP対象に少数のみが生産されるクルマで、アルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモをベースにしており、コードネームはBC03」というコメントともに投稿したもの(削除依頼があるようなので、そのうち消されるかもしれないが、削除依頼も含めてヤラセの可能性も否定できない)。※「BC」はビスポーク・コミッション、つまりオーダーメイドを表す

マクラーレン自身はBC-03の存在を認めている

ただしこの「BC-03」についてはマクラーレンが2018年3月に「実際に市販する」ことを明言。
デザイン的にもアルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモをベースにしたものになると言及しているので、今回のリークと一致する部分があるのも事実です。

しかし、マクラーレンはその際に「BC-03はワンオフ」と語っており、しかし今回のリークだと「数台製造される」とのことなので、ここは両者で相違のある部分。

マクラーレン・ヴィジョン・グランツーリスモは「2030年モデル」をイメージした架空のクルマであり、しかしエンジンは720Sに搭載される4リッターツインターボ、フロントに2モーターを配置する4WDで、システム合計では1150馬力を発生する、という細かい設定も持っています。

重量は1,000キロ、シングルシーターというレーシングカーですが、ドライバーは「バイクに乗るような姿勢」で前のめりに乗車すると言う構造を持っています(重心を下げるためだと思われ、しかし”踏ん張り”がきかなそうでもある)。

BC-03はアルティメットVGTとセナとの中間のようなイメージ?

そして今回公開された画像を見るに、このBC03はマクラーレン・アルティメット・ヴィジョングランツーリスモとセナとの中間のような印象。
ノーズやヘッドライト、コクピットはセナに近く、フェンダーはアルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモ風。

言い方を変えれば、「車両の中央はセナ風で、左右脇はアルティメットVGT風」。

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さらに今回のリークではプロトタイプの画像も公開。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/48823830871/in/dateposted-public/

マクラーレンはこういった「ワンオフ」を制作したという例が少なく、既存モデルをベースにした例はいくつかあるものの、こういった「構造自体が異なるワンオフ」は2012年の「X-1」以来かも(これはMP4-12Cをベースにしている)

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 0001-1345259391.jpg です

マクラーレンがワンオフモデルの製造に本腰。「年に3台は顧客の要望に応じたモデルを作る」

ただしワンオフモデルは利益が非常に厚く、マクラーレンとしては積極的に取り組みたいという意向を示しており、「さほど大きくない」変更範囲を持つワンオフモデルだと、過去にいくつか事例が存在しています。

マクラーレンが新たなワンオフ「MSO Rクーペ/スパイダー」公開。なんと1人のが2台同時にオーダーしたもの

BC-03はマクラーレン初の「4WD」となるか?

今回のBC03については、「ワンオフ」モデルなのか「数台販売される限定モデル」なのかどうかは不明。
もし「限定モデル」扱いであれば、マクラーレンの頂点である「アルティメット」シリーズから、セナの上位に位置するモデルとしての発売となりそう。

そしてもう一つ気になるのはパワートレイン。
富裕層のみを対象とした限定モデルであれば「予算に制限はないに等しく」、よってアルティメットVGT同様にフロントにモーターを搭載した4WDとなる可能性も(フェラーリSF90ストラダーレに対抗)。

ただ、そうなると個別に形式認定を取る必要があり、クラッシュテスト等を考えると「手間的に」現実ではなく、やはりセナ同様に「4リッターV8ツインターボエンジンを搭載したMR」となるのかもしれません。

VIA:supercarpress

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