| 2030年モデルながらも「市販化」のウワサも |
マクラーレンが「Ultimate Vision Gran Turismo(アルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモ)」を発表。
もちろん実際には製造しないであろう(ブガッティは製造しましたが)”架空の”車となり、エンジンは720Sの4リッターV8ツインターボ。
フロントホイール左右には独立したモーターが一つづつ与えられ、システム合計で1150馬力を発生。
こちらはマクラーレン本社にて。
シルバーにオレンジ(マクラーレンのカンパニーカラー)のアクセントが入ったもの、そしてブラックの戦闘機のような個体が公開されています。
ちょっと意外なのは「2030年モデル」という設定であるのに対しマクラーレンが「ガソリンエンジン」を設定したというところ。
というのも「マクラーレンはP1後継としてピュアエレクトリックモデルを開発」と報じられていることを考えると、マクラーレンはエレクトリック化に進むと考えられ、よってガソリンエンジンを2030年の時点でも採用しているというのは、いかに架空といえども「らしくない」部分でもありますね。
それでも「4WD」というのは新しく、そして重量は「1000キロ」という設定なのでかなり軽いので画期的テクノロジーを採用しているのかもしれません(P1GTRは1400キロ)。
フロント、リアともに現行モデルの面影はなく、マクラーレンが現実と切り離してこのアルティメイト・ヴィジョン・グランツーリスモを考えたのか、実際にこの形状を目指している(よって徐々に市販モデルはこのデザインに近づく)のかは不明。
シングルシーター、シャークフィン採用と見た目は完全にレーシングカー。
コクピットはラップアラウンドですね。