| その内外装はあまりにスタイリッシュ。ちょっと欲しい |
フィアットがトラサルディとのコラボにて、パンダにスペシャルエディションを追加。
日本には導入されていないパンダのオフロード(テイスト)モデルをベースとしており、「パンダ初のプレミアムモデル、”ラグジュアリー・パンダ”」である、と紹介されています。
ボディカラーにはイメージカラーとして「カフェ・イタリアーノ」が採用され、しかし「グロス(光沢あり)」と「マット(光沢なし)」とがラインアップ。
なお、マットペイントがパンダに採用されるのはこれが「初」だそう。※この他にもジェラートホワイト、シネマブラック、コロッセオグレーが選べる
やっぱりイタリアンブランドはデザインセンスが根本から異なる
こちらはマット仕上げの「カフェイタリアーノ」。
ブラックとのコントラストがシックに決まっていますが、前後バンパーやサイドシル、フェンダーアーチにはマットブラックが、そしてサイドパネル、ホイールにはグロスブラックが用いられ、光沢によるコントラストも楽しめます、
そしてホイールセンターキャップはブラウン、そしてブラックにてトラサルディのマーク。
サイドパネルのTRUSSARDI文字にはブラウンが採用されています。
フロントバンパーのアンダー部にあるロッカーパネルはグロスブラック。
こちらは光沢ありバージョン。
リアのロッカーパネルが黒し仕上げとなっていますね(このあたりの処理はボディカラーがマットでもグロスでも変わりない)。
こちらはマット。
やはりマットのほうが雰囲気があるように思います。
リアサイドウインドウにもトラサルディの「グレイハウンド」。
「パンダ・トラサルディ」のインテリアはこうなっている
そしてパンダ・トラサルディのインテリアもブラウンとブラック。
ステアリングホイールのセンターにはトラサルディのマーク入り。
他のボディカラーの場合は、ブラウンの部分が該当ボディカラーになると思われます。
シートにも「TRUSSARDI」ロゴ。
単に名前をポンと入れただけのコラボレーションではなく、微に入り細に入りデザインが練られた秀逸なスペシャル・エディションだと言えますね。
シートはブラックレザーとファブリックとのコンビで、こちらもトラサルディ仕様。
ステッチはブラウンですね。
なお、フロアマットもトラサルディ仕様となり、「内外装はとことんトラサルディ」なパンダであることがわかります。
なお、欧州ではファッションブランドと自動車メーカーが「デザインの根っこの部分から」ガチでコラボレーションを行うことが多く、過去にはグッチやジバンシィ、ディーゼルといったスペシャルエディションも。
コンセプトやワンオフモデルだとカルティエやルイ・ヴィトン、エルメスとのコラボモデルも存在しますね。
トラサルディはこんなブランド
トラサルディは1911年にイタリアで創業した、レザーグッズをメインに製造するブランド。
バブル期の日本で爆発的に流行ったことで知られます。
その後はヴェルサーチェやMCM、ミッソーニとともに(日本では)衰退することになりますが、最近のハイブランドブームに乗って再びその勢力を拡大しつつあるようです。
パンダ・トラサルディのプロモーション動画も公開中
そして今回、フィアットはパンダ・トラサルディのシュールな動画も公開。
なんとエイバ・マックスを起用しており、クルマ同様に非常にお金のかかった内容に。
VIA: Fiat Italia