| とくに腹は立たないが、ちょっと悲しくなったのと、そのディーラーを信用できなくなった |
さて、注文していたトヨタGRスープラ。
支払い等の手続きがありディーラーを訪れたのですが、そこでちょっとしたトラブル発生。
結論から言うと、スープラをキャンセルすることとなっています。
行き違いとは恐ろしい
その日はけっこうディーラーに来客が集中しており、ぼくが訪問した際も駐車スペースがすべて埋まっていて、乗っていったポルシェ718ケイマンを置く場所が無かったのですね。
通常だとディーラーの人が(ディーラーの入り口で)クルマを預かってくれて空いているスペースに駐車しておいてくれるのですが、そのときはかなり立て込んでいたようで、ディーラーの人もぼくのクルマを預かるだけの(人員的)余裕がなかった模様。
そして入り口で対応してくれたディーラーの人が「申し訳ないのですが、ピットの方にひとまずクルマを移動してもらえないでしょうか。ピットの方には無線で伝えておきますので」というので、ディーラー裏手のピットの方へとクルマを移動させることに(ぼくは他人に自分のクルマを触らせたくないので、これはこれで都合がいい)。
そこで問題は発生した
そんなわけでピットの方にクルマを移動させたのですが、そこでトラブル発生。
ピットの前には「お客様の立ち入りはご遠慮願います」的な看板があったため、それ異常奥に入らず、ピット前でクルマを停め、ピットの中にいた人に「入り口のほうでこう言われたんですが、どこに置けばいいですかね?」と聞こうと思ってルマを降り「こんにちは」と声をかけたところ、ピットの奥にいた2人のメカニックはぼくをガン無視。
その二人はとくに作業していたわけではなく、ただ片付けをしていたように見え、しかし「聞こえなかったのかな?」と思ってもう一度「こんにちは」を声をかけるも再び無視。
ここでぼくは「聞こえなかったのではなく、聞こえているのに無視している」と確信することになり、このままじゃ埒があかないのでショールームの方に行って誰か別の人と話をしようと思って踵を返したところ、ピットの中にいた人がぼくの背中越しに強い語気で「そこにクルマ置かんといてや」。
ひとまずはいったん引き上げた
まあ何か手違いがあってピットに連絡が行ってないんだろうと思って事情を説明しようとしたもののいまひとつ話が通じず、そこへやってきたのが入り口で対応してくれたディーラーの人。
その場の雰囲気から「何か問題があった」ことを察知し、その人は事情を把握しようとするものの、しかし説明するのが面倒だったので、ぼくは「忙しそうなので、また出直します」と言って一旦その場は引き上げることにしたわけですね。
そうすると、その後しばらくして担当の営業さんから電話があり、ひたすらお詫びの言葉と、「支店長も謝りたいと言っているので、お宅にお邪魔しても良いか」。
こういったことがあると安心してクルマを預けることはできない
ただ、やって来られても対応のしようがなく、アポを取って再びそのディーラーを訪れたわけですが、そこで色々と謝られ、手違いについて説明を受けたものの、色々なやりとりがあった挙げ句、スープラはキャンセルすることに。
ピットの人も自分たちの陣地に「入ってこないはずの」一般客が入ってきて混乱したのかもしれませんし、とくに腹を立てているわけではないのですが、ちょっと悲しくなったのと、当然ですが対応に不信感を抱き、このままスープラの納車を受けたとしても点検などでクルマを安心して預けることはできず、よって「キャンセル以外の選択肢はない」という判断。
これについてはディーラー側も理解を示してくれ、円満解決となっています。