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ポルシェがまさかの「クロスオーバーEV」、ミッションEクロスツーリスモ発表。これがEV第二弾?

2018/03/07

| 予想外のクロスオーバーEV |

ポルシェが「ミッションEクロスツーリスモ」を発表。
これは全く寝耳に水で、誰もがその存在を予期し得なかったものだと言えそうです。
ポルシェはかねてより「EVの第二弾はクロスオーバー」だと語っており、これがその「(ミッションEに続く)EV第二弾」となるのかもしれません。
なお「第二弾EVはクロスオーバー」の意図としては、ミッションEは「パナメーラと911との中間」の性格を持つものであり、第二弾はそれらと重複しない性格を持つクロスオーバーが好ましい、というもの。

よって「マカンがEV化され、ミッションEVに続くポルシェのEV第二弾になるのでは」とも言われましたが、これでその話も「ちょっとわからなくなった」ということに。

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ミッションEクロスツーリスモは全長4.95メートルとなり、ミッションEに比べるとちょっと大柄。
SUVというよりはワゴンをリフトアップしたような印象で、「メルセデス・ベンツEクロスクラス・オールテレーン」「アウディA4/A6オールロード」のようなカテゴリに属すると言えるかもしれません。

デザインそのものはミッションEとよく似たもので、フロントにマトリクスLEDヘッドライトを備え、ホイールアーチはアウトドアっぽい樹脂製のクラディングでガード。
フロントフードには「フォグランプ」のようなものも見えますね。

シートアレンジはかなり豊富だとされ、取り外すことでラゲッジスペースを拡大することも可能。

シートはミッションEコンセプトによく似ていますが、より現実的なものに。
コンセプトカーではこういった「シートの各部位が分離した」デザインが用いられる事が多く、しかし市販モデルでは「普通のシート」になるのが通例。
強度や安全性の理由から「そうなってしまう」のかもしれませんね。

ホイールはセンターロックで、かなり独特のカラーとスポーク形状を持っています。
フェンダー上にあるフタは充電用ポートだと思われます。
ドアミラーはコンセプトカーとしては大きく、「実用的」。

EVとしてのシステムは「800ボルト」でシステム合計出力は600馬力、0-100キロ加速は3.5秒以下。
駆動方式は4WDで、アクティブトルクベクタリング、アクティブエアサスペンション(50ミリまで車高の上下が可能)を備えるとされています。
一回の充電あたり走行可能距離は約400キロで、充電時間は急速充電器の使用にて15分、とのこと。

ミッションEVコンセプトよりもあとに発表されただけに各部がより現実性を帯びており、ミッションEの市販モデルにもこの「ミッションEクロスツーリスモ」のデザインエレメントや構造が反映されることになるかもしれませんね。

なお、画像で見る限りポルシェクレスト(エンブレム)はモノトーン。
通常であればゴールドやレッドが使用されるところですが、もしかすると「ポルシェのEV」は現行モデルとは異なるエンブレムが装着されるのかもしれません。

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