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【動画】新型メルセデス・ベンツGクラスの試乗レビュー続々!「先代から引き継いだパーツは5つだけ」

2018/05/07

| 新型メルセデス・ベンツGクラスの乗り味はいい意味で”乗用車的”に |

新型メルセデス・ベンツGクラスのメディア向け試乗会が開催されたようで、いくつか相次いでレビューが登場(発表前にはプロトタイプのオフロード試乗会が開催されている)。
新型Gクラスはプラットフォームの見直しやサスペンションの再設計によって乗り心地を向上させ、軽量化等によって燃費を向上させたと言われますが、レビューによると「先代からキャリーオーバーされたパーツが5つだけある」。

先代から引き継いだパーツは5つだけ

それらは外装だと「スペアタイヤカバー」「ヘッドライトウォッシャー」「ドアハンドル」、そしてインテリアでは「サンバイザー」「ダッシュボード内側の構造材(これは隠れていて外からは見えない)」。
それ以外は「すべて」新設計されている、と述べています。

ただし新型Gクラスを一見しても、幅が広く、全長が長く、ホイールベースも伸び、背も高くなっているにもかかわらず先代との違いはほぼわからない、とのこと。
しかしながら細部を見るとLEDヘッドライトやテールランプなどに違いが見られるものの、それでも印象は先代同様だとしています。

たしかに新型Gクラスのトピックは目に見える部分ではなく「内側」にあり、これまで同様にラダーフレームと左右連結式リアサスペンションを持つものの、フロントサスペンションはAMGによる新設計となり、ステアリングはラック&ピニオン式の電動に。
さらにはハイテンスチールほか軽量素材の仕様で大幅に重量が軽くなっていて、これらによるフィーリングの向上はかなり大きそう。

インテリアにおいても車幅やホイールベースが拡大したことで左右シートの感覚が広がり、フロントシートのレッグルーム、リアシートのレッグルームも改善。
くわえて(ネットではなくちゃんとした)カップホルダーの装備や機能的なセンターコンソールなど内装の使い勝手も大きく向上。
ディスプレイは2つの12.3インチ液晶で、各種コントロールはステアリングホイールに装備されたコントローラーでも可能となっており、ボイスコントロールやタッチパッドも備え、「まるでEクラスやSクラスのようだ」とレポーターは述べています。

実際に運転した印象だと、55%強度が増したボディ、新設計のフロントサスペンションやステアリングによって乗り味がぐっと快適になっているようですね。
たしかに先代Gクラスではやや「トラックのような」印象を受けたものの、ここは「乗用車的」に変化しているのかもしれません。
加えてトランスミッションが9段化されたことも大きく、これによってパワーバンドを有効に使えるようになり、機敏な走りが可能となっている模様。

そしてもちろんGクラスはスポーツカーではないものの、ドライブモードを「スポーツ」に入れると積極的にカーブを攻めたくなるような性質を見せるとも述べており、相当に楽しそうな車であるのは間違いなさそうですね。

それでは動画を見てみよう

まずはAutoExpressによる、「New 2018 Mercedes G-Class review – Old school charm meets new tech」。

そしてAuto Traderによる「2018 Mercedes-Benz G-Class first drive」。

こちらは以前に公開されていたオフロードを走行する新型メルセデス・ベンツGクラスの様子を記録した、「The New 2018 Mercedes G63 AMG / G500 Crazy Off-Road Test in a Rock Quarry !」。

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