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いったいどう違うのポルシェ718「ボクスターとケイマン」? ボクが感じるその差異ベスト7

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| ポルシェ・ボクスターとケイマンはどう違うのか |

さて、現在ポルシェは「718」シリーズとして「ケイマン」と「ボクスター」をラインアップしていますが、その違いについて触れてみたいと思います。

ちなみに「718」という名称が与えられる以前のモデル、つまりコードネーム「918」世代ではケイマンとボクスターとに明らかな差異があり、モデルによってはエンジン排気量や出力に差が設けられ、性能的にも価格的にも「ケイマンの方が上」。

ただしその後現在の718世代へと移行したのち(718世代のコードネームは”982”)はボクスター、ケイマンともにスペック上の差異はなくなっており、0-100キロ加速も一緒(ベースモデルのケイマンとボクスターであれば両方とも5.1秒)。

ただし価格について、981世代だとケイマンのほうが性能がに優れるということもあって「ケイマンのほうが高価」だったものの、718世代になってからは「ケイマンのほうが安価」という逆転現象が発生しています。

要は718というシリーズがあって、そのクーペ版がケイマンで、オープンモデルがボクスターであり、そしてオープンモデルの方が機構が複雑で素材も増え、そして製造にも手間がかかることから「ボクスターの方が高価」な設定になっている、ということですね。

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じゃあ718シリーズではボクスターとケイマンの差は何なのか

そこで718シリーズにおけるケイマンとボクスターとの差ですが、正直「ボディ形状と、それに付随する要素以外は無い」と考えてOK。

なお、残価設定ローンを組む際の「残価」は両者とも同じで、中古市場での相場も同じくらいなので、「売る時の値落ち」も同じだと考えて良さそうです。

ぼくが現在乗っているのは718ケイマンで、以前に乗っていたのは981ボクスターですが、718と981ではエンジンやサスペンションジオメトリ以外はそう大きく変わらず、そして718ボクスター/ボクスターSも実際に何度か運転したことがあるので、ここでは「718ボクスターと718ケイマン」という前提で比較を行ってみたいと思います。



1.ボクスターの室内にモノを置くスペースはない

ボクスターの室内にはモノを置く場所はなく、収納スペースはグローブボックスとドアにあるポケット、アームレストくらい(これらはケイマン、ボクスターでの差はない)。

大きな差があるのは、ケイマンの場合だとシートの後ろに(天地がかなり低いですが)なんとかモノを置けるものの、ボクスターだと室内にはバッグを置くスペースすらない(シートの後ろはすぐにリアバルクヘッドなので、シートを後方に下げていると何も置けない)、ということ。

ただし助手席に人が乗る機会が少なく、そこをモノ置きスペースとして使得る場合は、ボクスターでもとくに問題はないかと思います。

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2.トランク容量(ラゲッジスペース)に違いがある

ボクスター、ケイマンのフロントトランクは全く容量が同じですが、リアはちょっと差異があります。
ケイマンのリアハッチを開くと、浅いながらもけっこう広いスペースがあり、ここに35L程度のスーツケースを一つ積めるので、これも大きな差異だと言えそうですね。

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3.ボディ剛性はかなり違う

なお、ボクスターはもともと「オープン専用モデル」として開発されているので十分な剛性を持ちますが、ケイマンはその十分な剛性を持つボディをさらに「クローズド」にしてあるのでその剛性は抜群。

ボクスターだけに乗っているとボディ剛性に不満はなく、しかし一旦ケイマンに乗ったのちにボクスターを運転すると、「かなり捩れる印象がある」のも事実。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/11818775546/in/album-72157639511791886/

4.内装のきしみ音はかなり違う

上の「ボディ剛性」に関係しますが、ボクスターは実際にボディが捩れるようで、段差を越えたりガタガタの道を走ったりすると”かなり”内装がきしみます。
これは正直、同乗者(がいれば)に対して気まずくなるほどで、ぼくがボクスターに乗っていた頃、もっとも不安に感じていたことでもあり(718でもこれは同じで、試乗でも確認できる)、これを許容できない人も多いかもしれません。

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5.屋根が開くので長尺モノが積める

ボクスターはカーゴスペースに乏しいものの、トップを開け放てば長尺モノが積める、という利点も。
以前にカーテンレールやブラインドをボクスターに積んで運んだことがありますが、ケイマンだとこれはちょっと無理。

なお、助手席に大きなものを積む時も屋根を開けば積みやすく、日常的に大きなものを車内に入れることが多い人であれば、ボクスターはかなり便利だと言えますね。

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6.走りはケイマンのほうが上

スペックは同じだと記載したものの、実際に走ってみるとケイマンの方がボディ剛性が高いぶん、「キレ」はかなり上。
ボクスターの方が操作に対してワンテンポ遅れる印象があり、実際に運転したフィーリングとしては大きく異なります。

ただ、オープン状態で走る爽快感はけしてケイマンでは体験できないものであり、このあたりは”フィーリングがマッチするほう”を選ぶと良さそう。

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7.後方視界はケイマンの方が優れる

「リアクォーターウインドウ」があるぶん、ケイマンのほうが後方視界は「上」。
かつ、リアウインドウの面積もケイマンの方が広く、後方の視認性はケイマンの方がずっと優れる、と認識しています。

ただ、ポルシェは全般的にドアミラーによる後方確認が容易な車である(キャビンがコンパクトなので後ろの車がミラーに映りやすい)ため、そしてボクスターの場合はトップを開けると「フルオープン」となりケイマンよりも視界が開けることになり、これは「決定的」な差ではないかもしれません。

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結局のところは”フィーリング”

ざっとぼくが考えるボクスターとケイマンとの違いはこんな感じですが、どうでしょう?

正直いうと「乗ってしまえば、どちらも楽しいことに変わりはない」のがボクスターとケイマンで、車内に荷物が置けなくともフロント/リアトランクを使用すれば問題はなく、視界も「慣れればあまり差異はない」。

細かいことですが、一番の違いは「内装のきしみ音」で、ぼくはこれが許容できないので現在「ケイマン」を選択することとなっています。

もしも「ボクスターとケイマンのどちらがいいか」と迷っているのであれば、上で示したような事例を頭に入れて試乗してみると、その違いがより明確にわかるかもしれません。

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