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ランボルギーニの新型ハイパーカーがリーク!ミウラそしてカウンタックへのオマージュを盛り込んだ”過去と未来との融合”

2019/09/03

| ハイブリッドシステムについては比較的小規模になりそうだ |

ランボルギーニはフランクフルト・モーターショーににおいて新型ハイパーカーを発表しますが、その姿がランボルギーニ・オーナー向けのアプリ「UNICA」から判明することに。

ちなみにぼくもランボルギーニオーナーの端くれではあるものの、このアプリを利用しておらず、しかしこのアプリ上でニューモデルが公開されることが多いため、登録を申請してみようと思います。

それはさておき新型ハイパーカーのほうですが、「SIAN(シアンもしくはサイアン)」というネーミングが与えられる模様。
ランボルギーニはそのクルマの名称につき、過去の勇猛な闘牛の名を使用することが多く(例外あり)、今回もやはり闘牛の名なのかもしれません。

シルエットはベースとなるアヴェンタドールにかなり近い

サイドから見ると、やはりそのシルエットはベースとなるアヴェンタドールに近く、しかしこれまでにない意匠がいくつか盛り込まれているようです。
具体的にはリアクォーターウインドウの「下側が切り上がった」デザインですが、これは近年のランボルギーニには見られないものですね。

ちなみにこちらはアヴェンタドールSVJ63ロードスター。
アヴェンタドールと比較すると、SIANのヘッドライトの位置が大きく変わり、リアクォーターウインドウの形状も変更されるなど、構造的な変化があることがわかります。

なお、このリアクォーターウインドウの形状について、ミウラ(のサイドウインドウ)を意識したんじゃないか、とも考えています。

そしてこちらはインスタグラムにアップされた画像。
おそらくはパテント取得用の図面かと思われますが、その全容、ディティールが明らかに。

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これを見るとリヤセクションのボリュームがかなり拡大されていること、リアサイドにフィンのようなものが装着され(一番上の画像では、ランボルギーニ創業年にちなんだ”63”文字が見える)、テールランプは新しい形状に。

そしてCピラーにはルーバーを持ったインテークがありますが、これもやっぱりミウラを意識しているのかもしれません(下の画像はミウラのサイドウインドウとCピラー)。

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さらに面白いのは「カウンタックへのオマージュ」と思われるデザインが見られること。
このSIANのルーフには「窪み」が見えますが、これはかつてカウンタックに採用されていたもので(カウンタックでは、ここからミラー越しに後方を確認した)、これがSIANでも再現されている、ということになります。

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ちなみにこちらがカウンタック。
ルーフ上の窪みのみならず、そこからエンジンフードにつながる「流れ」までもがカウンタックの再現だと言えるかもしれません。

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そして、SIANの「片側3つ」のテールランプユニットも、カウンタックのテールランプをイメージしているのかもしれませんね。

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そういった感じで、「前はテルツォ・ミッレニオ(未来)、横はミウラそしてリアはカウンタック(過去)」というクルマがこのSIANであり、つまりはランボルギーニの過去と未来との融合ということになりそうです。

ちなみにスペックについては明確な情報はなく、しかし一部ではアヴェンタドールSVJに積まれる6.5リッターV12エンジン(770馬力)に30馬力を発生するエレクトリックモーターを装着し、800馬力を発生するというウワサも。

そうなるとモーターは比較的小ぶりということになり、既存の4WDシステムに加え、おそらくトランスミッション内にこれを内蔵するということなのかもしれません。

その価格は2億7000万円とも言われ、ハイパーカーに分類されるクルマとしてはあまり出力が高くはないものの、ランボルギーニは最近「見せかけの数字よりも、実際に使える馬力、ドライバビリティが重要」ともコメントしており、馬力(数字)には固執しない姿勢を見せています。

VIA:Allcarnews, spg.001repost

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