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【動画】買えないなら作ればいいじゃない!ボクスターをベースにした”信頼性の高い”ポルシェ356スピードスターのレプリカが登場

2020/04/14

| 本物のポルシェ356スピードスターの相場はあまりに高すぎる |

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英国より、ポルシェ・ボクスターを「356スピードスター風に」コンバートしたカスタムカー登場。

これは「Iconic Autobody 387Speedster」と命名されたもので、「387」とはおそらく「356」と、ベースとなったボクスターのコードネーム「987」とをかけ合わせたものだと思われます。

現在この動画に登場したクルマは邦貨換算にて約1000万円ほどで販売されていますが、ベースとなるボクスターを持ち込み、自身の指定する仕様でのカスタムも可能とされ、けっこう需要があるビジネスなのかもしれません。

細かいところまでよく考えられている

動画を見ると、このショップは相当なポルシェ愛を持つようで、ディティールには「356らしさ」が随所に見える仕上がりに。

ボンネットのハンドルも356風となっていますが、なんといってもこのフェンダーからボンネットにかけてのラインが「再現度高し」。

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リアのエンジンフード、ランプ類も356風。

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ヘッドライトやダクト、ウインカー、ドアミラーもいい感じ。

ホイールは「スチール風」のデザインを持っていますね。

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インテリアは987世代の雰囲気を色濃く残していますが、レザーはクラシカルなカラーへと張り替えられているようです。

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シートのセンターはレトロなチェック柄。

(ベース車の987ボクスター同様)ウインドウデフレクターも装備しており、快適に乗車できそうですね。

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ポルシェ356スピードスターは「コレクター垂涎の的」

ポルシェ356スピードスターは、1948年に発売された「最初のポルシェ」たる356のスポーツバージョン。

”356スピードスター”は1954年から正式にポルシェ356/1500、もしくはポルシェ356/1500スーパーのバリエーションとして展開され、ルーフがカットされた上にウインドスクリーンが低められ、ドアのベルトラインも通常モデルより低く設定されることで低重心化が図られています。

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この356スピードスターが販売されたのはアメリカ市場のみで、ボディサイズは全長3,960ミリ、全幅1,670ミリ、全高1,220ミリ。

フロントウインドウとサイドウインドウは取り外しが可能で、トップは「一枚ものの」簡素なキャンバス地のみ。

生産台数は2,922台と言われています。

【競売】1956年の購入以来、ずっと同じオーナーの保有によるポルシェ356スピードスターが登場

そして356スピードスターは、コレクターにとっては非常に人気の高い車でもあり、しかし現存台数が少ないためか価格は非常に効果。

よって、550スパイダーとともに多くのレプリカが存在し、同じ水平対向ということで、スバルやフォルクスワーゲンのエンジンが搭載されることも多いようです。

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これはアリ?ポルシェ356スピードスター(レプリカ)にスバルの水平対向エンジンをスワップ(動画あり)

さらに、現代のポルシェを356風にカスタムしようと考えるショップは他にもあり、北米のStarkeなるショップがやはりボクスターを356風にコンバートする「レボリューション・スピードスター」を発表していますね。

こちらもベースは987世代のボクスターですが、注文時には現代風のカスタムを取り入れたり、とオーナーの好みに合わせて仕様を変えることができる模様。

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この発想はなかった。ポルシェ987ボクスターを356風にカスタムするチューナーが登場

そして現実世界の他、仮想世界でも356スピードスターは大人気。

これまでにも数々のレンダリングアーティストが「未来の356スピードスター」を作品として公開しています。

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ポルシェ356スピードスター後継モデルはこうだ!シンプル&クリーンな「357スピードスター・コンセプト」

VIA:TotalHeadturners

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