｜ アメリカあたりだと、ジェット機と一緒に購入する人は少なくなさそう ｜
ポルシェがブラジルの航空機メーカー、エンブラエル（Embraer）とのコラボレーションにより、限定10台のみ911ターボS”デュエット”を発売すると発表。
これはエンブラル社製のビジネスジェット、フェノム300Eとセットでデザインされたもので、911ターボSのボディカラーはプラチナム・シルバーメタリック（グロス仕上げ）とジェットグレーメタリック（サテン仕上げ）とのコンビネーション。
さらにブリリアントクロームとスピードブルーのアクセントが用いられています。
ポルシェ911ターボS「デュエット」はこんな仕様を持っている
そこで早速この911ターボS「デュエット」の仕様を見てみようと思いますが、これがなかなかに秀逸で、これまでに発表されたいずれの限定モデルにも劣らぬ仕上がりです。
おそらくは年々カスタムに関する技術が向上しているためだと思われますが、とにかく特別感の強い仕上がりを持つようですね。
上述の通りボディは上下にて分けたツートンカラーで、上半分はプラチナム・シルバーメタリック（グロス仕上げ）、下半分はジェットグレーメタリック（サテン仕上げ）。
ホイールはジェットグレーメタリック、そしてスピードブルーのライン入り。
リアフェンダー上のエアインテーク、サイドウインドウモールはブリリアントクローム。
これはフェノム300Eのエンジンとシンクロした仕上げとなっているようですね。
サイドにはホワイトとブルーのライン入り。
これはハンドペイントによって仕上げられている、とのこと。
リアウイング裏にはスピードブルー、そして機体ナンバー。
この911ターボSデュエットの車体には「スポーツデザインパッケージ」が装着されています。
リアクオーターウインドウには限定モデルであることを表すバッジつき。
911ターボSデュエットのインテリアはこうなっている
そしてこちらは911ターボSデュエットのインテリア。
エクステリアに負けず劣らず特別な内装を持っていて、ドアを開けるとイキナリ「NO STEP」と赤く光るサイドシル。
インテリアカラーはブラックとチョークとのコンビです。
カーボン製トリムが採用され、ここにも限定モデルであることを示すレター入り。
ステアリングホイールの12時位置にはブルーのセンターライン、そしてダッシュボードやドアトリムにはブルーステッチ。
最近の限定ポルシェ911ではおなじみとなった、ポルシェデザイン製の腕時計。
もちろん車体にマッチした仕様で、ベースとなるのは1919ワールドタイマー（プライベートジェットをテーマにした限定モデルだけあってGMT仕様）。
こちらも911ターボSデュエットの内外装にマッチしたキーケース、そしてキー。
シートは2トーン仕上げ。
フェノム300Eのシートがこちら。
おそらくはこのフェノム300Eの内装はポルシェによるデザインなのだと思われます。
そして内装カラーにマッチしたラゲッジセットも。
トロリーは「いかにもパイロット」といった感じですね。
なお、このポルシェ911ターボSデュエットの購入権は、フェノム300Eの限定機を購入した人のみに与えられる、と伝えられています。
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参照：Porsche