| デザインは1940年代にピニンファリーナがデザインしたクラシックカーを再現 |
インテリアには高価なコノリーレザーを採用
さて、「こんなモノもあったのか」という逸品がRMサザビーズ開催のオークションに登場予定。
これはピニンファリーナがザ・クラシックカー・トラスト(The Classic Car Trust=TCCT)と共同で制作した「レジェンダeクラシック・シミュレーター」なる製品で、「クラシックカーを運転する喜びを再現するためにデザインされた」と紹介されています。
筐体はもちろんインテリアもクラシックカーらしく仕上げられており、そのデザインはピニンファリーナが1940年代にデザインしたクラシックカー「Cisitalia 202」に由来している、とのこと。
生産は9台のみ、いずれもハンドメイド
このレジェンダeクラシック・シミュレーターは9台のみがハンドメイドにて生産されたそうですが、今回出品されるのはその「1台目」。
予想落札価格は15万スイスフラン、なんと日本円にして1800万円というのでちょっとしたスーパーカーの中古車が購入できる価格ですね。
eClassic Clubへのアクセス、eClassic Member Appへの3年間のメンバーシップが付属しているといい、クラシックカー愛好家のためのオンラインコミュニティに参加することも可能だとされています。
このハイエンド・ドライビングシミュレーターは、ベースとなった実車と同様に、シングルシート構造を持ち、「マローネ・タバコ」カラーのコノリーレザーをキャビンに使用。
シートは(イタリア車らしい)分厚いクッションを持つデザインを持ち、サイドやダッシュボード、センターコンソールにはキルティングが施され、ステアリングホイールはナルディ風の3本スポーク、そしてグリップはウッド製。
筐体そのものはクラシックな印象を醸し出すアルジェント・ヴィーヴォで仕上げられ、なんともエレガントな内外装を持っているようですね。
前面には大きなカーブモニターが設置されており、このシミュレーターを使用して景色のいいコースを走れば、それは優雅なひとときを過ごせるのだと思います。
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参照:RM Sotheby's