【動画】三重県にて空冷ポルシェと対向車が衝突、エンジンが飛んでゆくという事故が発生。動画のコメント欄にはオーナーのポルシェに対する愛情を評価する声が多数

｜　やっぱりポルシェ911の頑丈さは都市伝説ではなかった　｜

幸いにも両方のドライバーは軽傷、一刻も早い回復を祈りたい

さて、三重県津市にて、ポルシェ911とセダン（車種不明）との衝突事故が発生し、そのエンジンが「歩道まで飛んでいった」というニュース。

事故の詳細は現在調査中だそうですが、ポルシェ911が右折しようとしたところ、直進車と衝突してしまったと報じられています。

そして幸いなことに、両方のドライバーは軽傷ですんだとのことで、その他の被害にも言及されていないため、通行人にも怪我などはなかったのだと思われます。

ポルシェ911はやはり頑丈だった

破損状況から察するに、ポルシェ911が（停止状態ではなく）右折しようと動いたところ、白いセダンと当たってしまったように思われ、911の左リアとセダンがヒットしたもよう。

左リアはタイヤが外れてしまっていることがわかりますが、外れたのはそれだけではなく・・・。

なんとエンジンも！

しかもそのエンジンは歩道にまで飛んでいったとのことなので、相当な衝撃があったことが伺えます。

そして交差点は見ての通りけっこう大きく、交通量もかなりあったように見え、かつ事故が発生したのが（人通りも多そうな）午後6時半くらいだったとのことなので、この事故による二次的な災害が起きなかったのがまさに不幸中の幸い。

一方のセダンの損壊も激しく、主に左フロントを破損しています。

おそらくポルシェ911は修理可能

そして驚くのは、これだけの事故にもかかわらず、ポルシェ911のヘッドライトや残っているテールランプが普通に機能していること（もちろん、バッテリーが生きていて、イグニッションがONであれば点灯するわけですが）。

さらに右側だけを見るに、事故などなかったようにきれいに見えます。

なお、もうちょっと当たる場所が「前」だったら、つまりはドアに直接衝撃を受けていたであることもわかり、そうなるとドライバーも軽傷では済まなかったかもしれません。

不幸な事故ではありますが、リアにヒットしたことでエンジンが外れつつも車体が（おそらく）スピンして衝撃を逃がすことになったのだと思われ、そのために大きな人的被害に至らなかったのでしょうね。

ちなみにポルシェ911の車体は「金庫のようだ」と表現されることもあり、実際に相当な強度を誇っていますが、見る限りだと修復は可能であるようにも見え、再び路上を走ることができる日を期待したいと思います。

なお、こういった「ポルシェの事故」、そしてドライバーが高齢である場合、多くのケースでは動画のコメント欄が荒れることになりますが、今回の事故については、ポルシェの（年式を感じさせない）美しさ、ナンバーから推測するに「ずっとオーナーが大事に乗っていたであろうこと」が伝わったのか、非常に同情的かつ好意的なコメントで占められています（まだまだ日本も捨てたもんじゃないな・・・）。

ポルシェ911の事故を報じる動画はこちら

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参照：FNNプライムオンライン