| どうやら一部ではポルシェ356のレストモッドが流行っているようだ |
前後バンパーレス、イエローのヘッドライトは「定番」
さて、ポルシェ356”アウトロー”をコンクールコンディションへと磨き上げる動画がYoutube上にて公開に。
「ポルシェとアウトロー」というと、ついマグナス・ウォーカー氏を思い出してしまいますが、とくに356アウトローは必ずしも同氏が手掛けたというわけではなく、356に社外パーツを組み込んだり、オーナー思い思いの仕様にカスタムした車両を「アウトロー(OUTLAW)」と呼ぶことが多いようです。
なお、「アウトロー」と呼ばれるポルシェはほとんどが356で、それ以降の世代で「アウトロー」と呼ばれるカスタムは非常に少ないもよう(これ以降の世代のアウトローカスタムだと、やはりマグナス・ウォーカー氏によってカスタムされた車両というイメージが強い)。
-
15歳で退学し、無一文からポルシェコレクターとなった男。ポルシェに招待され工場を訪問
| ポルシェも認めたポルシェ・コレクター、マグナス・ウォーカーがポルシェを訪問 | マグナス・ウォーカー氏がはじめてポルシェのライプツィヒ工場を訪問し、ファンに囲まれて素晴らしいひとときを過ごした模様 ...
続きを見る
ポルシェ356アウトローはこうやって洗う
そこでこのポルシェ356アウトローのディティーリングですが、まずは屋外へと引っ張り出して洗車を開始。
ちなみにイエローのヘッドライト、ヘッドライトガードもは「356アウトロー」によく見られるアイテムです。
まずはざっと汚れを落とし・・・。
フォームを吹き付けてから細部を洗います。
ホイールもしっかり洗います(フランス製のホイールらしいが、珍しいデザインを持っている)。
その後はひたすら356アウトローを磨きまくる
洗車した後はポルシェ356アウトローを屋内へ格納してひたすら磨きを開始。
しっかりマスキングを行い、「さあ、やるか」といった感じですね。
ボディカラーはかなり珍しい色調を持っていて、オークグリーンメタリックよりもちょっと薄いようにも感じます。
ちなみにこの「グリーンとゴールド」はポルシェのカスタムとしては「定番」の部類といって良さそう。
-
これでもポルシェ公式カスタム!レストアついでに”本来設定のない”グリーン×ゴールドにカスタムされたカレラGTが公開
| これがポルシェ公式カスタムとは | ポルシェのクラシックカーレストア部門「ポルシェ・クラシック」がカレラGTをレストアし公開。 このカレラGTは個人オーナーの所有によるものだそうですが、ボディカラ ...
続きを見る
ホイールもしっかり磨き上げ。
エンジンフードを開けると・・・。
やはりグリーンとメタリック。
ファイヤーウォールはキルト仕上げのアルカンターラもしくはスウェードレザーにて覆われます(ワンオフっぽいパーツもたくさんある)。
テールパイプの外側はもちろん、内側までも磨きます。
こちらはフロントトランク内に収められる燃料タンクですが、やはりグリーンにペイントされ、バルクヘッドにはブラウンのスウェードレザー。
やはりワンオフパーツのオンパレードといった感じです。
ダッシュボードもグリーン、そしてお約束のストップウォッチも。
ステアリングホイールはウッド、ダッシュボード上部とドアインナーパネルはスウェードレザー。
メーターリングなどは美しいクロームです。
クロームといえばワイパーやモール類。
まるで新車のような輝きを放っています。
そして完成!
合わせて読みたい、ポルシェ356アウトロー関連投稿
-
相変わらずここはスゴいポルシェ作るな。「毎日乗れる」信頼性の高いクラシックポルシェ、356A"エモリースペシャル"登場
| ここまで思い切ったクラシックポルシェのカスタムを行うショップはそうそうない | さて、アメリカ西海岸にてクラシックポルシェ専門のレストモッドを行うエモリー・モータースポーツ。今回は1959年のポル ...
続きを見る
-
こんなポルシェ見たことない!356に964の足回り、レース用パーツを組み込んだ魔改造車が登場。出力400PS、重量は884kg
| 制作にかかったのは丸4年、細部にまでこだわった仕上がりを見よ | これまでも何度かポルシェ356のカスタム+レストア=レストモッドを披露してきたエモリー・モータースポーツ(Emory Motors ...
続きを見る
-
ポルシェ356(1964)に911カレラ4(1990)のパワートレインと足回りを移植。「毎日乗れてスキーに行ける」クラシックポルシェが誕生
| 手に入るものであれば手に入れたい | 先日、ジョン・オーツのためにポルシェ356をレストア+カスタム=レストモッドしたエモリー・モータースポーツですが、今回はなんと356を「4WD化」。もちろん3 ...
続きを見る