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なぜボクはフェラーリ・ローマを買わなかったのか?それはローマのイベントにてフェラーリオーナーに「乞食」呼ばわりされたから

2022/04/28

フェラーリ

| 「フェラーリを持っていないのにフェラーリの展示イベントに来るようなやヤツは乞食」 |

そう言われた日から3日はよく眠れなかったな

さて、ずいぶん迷い、そして自分なりに結論を出すまでに時間がかかったのですが、やはりこの件に触れておかねばならないだろうと思います。

ぼくは昨年にフェラーリ・ローマの購入を検討し、発注の直前まで行ったものの、しかしそこで思いとどまったことがあるわけですね。

そしてその理由については何度か尋ねられ、しかしその都度はぐらかしてきたものの、やはり心の整理をつけるためにもここでその真実(というほど大したものでもないのですが)を記しておこうと思います。

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それはローマのイベントにて起こった

もう済んだことですし、ぼくは特定の人を攻撃するのは好きではなく(その意図もない)、よって時期などは伏せておきたいと思いますが、あるフェラーリ正規ディーラーで開催されたローマのイベントにて起きたことがぼくをローマの購入から遠ざけることとなっています。

その出来事とは耳を疑うような、あるフェラーリオーナー(と思われる)のひとことであり、イベント会場にてローマを見ていたところ、背後からこういった声が聞こえてくることに。

「フェラーリに乗ってないくせにこういったイベントに来る奴は乞食やね」※原文ママ

その人はぼくの後ろにいて、しかしぼくの方を向いていたわけではないので、そのときはぼくに対して言ったわけではなく、誰か知人との会話の内容だのだろうと思ったのですが、その後Youtubeにアップしたイベントの動画に「乞食」というコメント(アカウント名はフェラーリの車名なのでフェラーリオーナーだと推測できる)が入っていて、この時点でぼくは「あのひとことは、自分に向かって放たれたもの」だと悟ります(ただ、その発言の主とYoutubeのコメントの主が同一人物かどうか確証はないし、偶然かもしれない)。

ぼくはその人とは面識がなく、よってその人はぼくが「非フェラーリオーナー」であると知らないはずではありますが、それでもそういった発言があったということは、その人はぼくのことをどこかで知っていたのかもしれません。

ちなみにぼくはなるべく波風を立てないよう、そして人を傷つけないように生きてきたつもりではありますが、あるいはその人をどこかで不快にさせてしまったのかもしれず、であればここで謝りたいとは思います。

ブリキのおもちゃ(バイク)

ただし、今後はできれば顔を合わせたくはない

ちなみにローマはその購入者の70%が「フェラーリにとって新規客」だと言われ、そのフェラーリオーナーにとっては、フェラーリとはこれまで縁のなかった人々がフェラーリを買おうとなだれこんでいる様子が我慢できず、そこでぼくに矛先を向けたのかもしれず、しかしそういった行為はフェラーリの意向とは相反するものであり、フェラーリのイメージやディーラーの印象、そしてクルマに対する帰属意識を損なってしまうことになるのは間違いなく、事実ぼくはそこでローマの購入計画を打ち切ったわけですね。

そしてそのディーラーでフェラーリを(ローマでなくとも)購入すれば、いずれはその人とまた顔を合わせる可能性もあり、よってそのディーラーとは距離を置くしか無いと考えたのがことの顛末となります。

その発言を耳にした当時、3日ほどうまく眠れずにいたのですが、そこから立ち直るのに1年ほどの期間を要し、そして今年のはじめにもういちど「フェラーリを買おう」と考えて訪問したのがオートカヴァリーノさん。

そしてオートカヴァリーノさんでは、1年ほど前の嫌な記憶を霧散させてくれるかのような対応をしていただいたおかげで、今年はじめの訪問からわずか3ヶ月もたたないうちに296GTBを注文することになっており、改めてフェラーリと正面から向き合うことができています。

ブログ

自分の好きなものを独占したい人、他の人にも知ってもらいたい人がいる

なお、ぼくは人を分類して考えることが多く(そうすると落ち着く)、世の中には「自分の好きなものを独占し、人に教えたくない人」と、「自分の好きなものの魅力を他の人にも伝え、広く知ってほしい人」の二種に分かれると考えています。

もちろんぼくは後者に属しますが、なんどか述べている通り、なにかを制限したり限定するということは自らの可能性を否定することにもなるのだと考えています。

映画「フォレスト・ガンプ」にて、「(他人に)バカと言う人がバカです」というセリフがありましたが、それと同様で、他人を制限する人、他人を受け入れない人はまた、自分も同様に制限され、受け入れられないのかもしれません。

ちなみにぼくはスーパーカーに乗っていない人がスーパーカーに興味を示すのはいいことだと考えていますし、今は買えなくても「いつか買おう」と努力するのは素晴らしいことだとも考えていて、できるだけそういった人たちを応援したいと思いますし、もちろん情報を公開するのも「一人でも多くの人にスーパーカーを手に入れようと考えて欲しい」から。

そして人類の歴史とは、「手が届かないものに手を伸ばそうとしてきた」歴史であり、そういった思いが人類を月に送ったわけで、文明を発展させてきたのは、他人の行動を制限したり疎ましく思った人々ではなく、その無限の可能性を信じ、常に手を伸ばし続けてきた人々だとも考えています。

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