| いつかは行ってみたいイベント、それがフェラーリ・フィナーリ・モンディアーリ |
フェラーリは一旦その世界に踏み入れるとすべてが「ウエルカム」
さて、フェラーリがその年のモータースポーツを総括するイベントとして毎年この時期に開催しているのが「フェラーリ・フィナーリ・モンディアーリ(Ferrari Finali Mondiali)」。
ここではフェラーリ・チャレンジの最終戦がメインイベントとなり、その他にもニューモデルの展示、F1クリエンティによる各世代F1マシンの走行、さらにはXXプログラムの各マシン(FXX Kや599XX)の走行といった様々な催しが見られ、フェラーリファンにとってはたまらないイベントとなっているわけですね。
今年はイモラサーキットにて開催されることになり、現地を訪問したオートカヴァリーノさんの担当さんより貴重な動画と画像をいただいたので、ここで紹介してみたいと思います(ありがとうございます。感謝!)。
発表されたばかりのル・マン・ハイパーカー499Pも
今回のフィナーリ・モンディアーリではなんと発表されたばかりのル・マン24時間レースを戦うハイパーカー「499P」の走行があり、動画ではそのサウンドも聞くことができますが、意外なことに「アメリカンV8」っぽいエキゾーストノートを発しています。
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そしてこちらはフェラーリ296GT3。
こちらはフロントバンパー内にドライビングランプがないタイプ。
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フェラーリ・チャレンジ車両の数々。
そして驚かされるのがこのヒストリックレーシングカー、そしてF1マシンの展示。
「F1クリエンティ」とウォールにあるので、これらはフェラーリの顧客が所有するF1マシンなのだと思われますが、とんでもない数が揃っており、ある意味ではフェラーリ博物館(ムゼオ・フェラーリ)よりも壮観ですね。
ヒストリックレーシングカーも相当数展示されており、文字通りフェラーリの歴史がここにある、といった感じですね。
こちらはフェラーリ296GTBのオマージュ元、250LM。
とにかく会場はフェラーリ一色となっていて、車両を見て回るだけでもお腹いっぱいになること間違いなし。
フェラーリミュージアムにはこんな展示がなされている
そして担当さんはムゼオ・フェラーリにも行ってこられたとのことで、こちらもやはり貴重な画像をいただき、その一部を紹介したいと思います。
ちなみにこちらはフェラーリ本社の正門で、ムゼオ・フェラーリはその道路向かい、すぐ近くに位置します。
こちらはワンオフにて作られたフェラーリP80/C。
香港の顧客の要望によって制作されたサーキット走行専用モデルですが、フェラーリのワンオフモデルの中では「完成までにもっとも長い時間がかかった」モデルだとされていますね。
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288GTO、F40など歴代スペチアーレ。
FXX K EVO。
歴代のF1マシンやトロフィーが飾られたホール。
ここはティフォジにとっては「聖域」のような場所かもしれません。
フェラーリの歴史の変遷に・・・。
エンブレムの変遷?
フェラーリのモーターサイクル?
こちらはリニューアルしたフェラーリのレストラン、イル・カヴァリーノ(たぶん)。
ちなみにこちらはエンツォ・フェラーリの執務室を再現した展示ですが、この「大きな灰皿」はエンツォ・フェラーリの愛用品であったと言われていますね。。
ぼくが行ったときには1Fの売店にこの灰皿が売られていて、その際には購入しなかったものの、今度訪問した際には(タバコは吸わないけれど)いくつか購入してくる予定です。