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ホンダが中国にてまさかの「スーパーカブ」「ダックス」「ズーマー」を電動バイク化!それぞれが専用設計を持ち「名前だけじゃなく」その特徴を隅々まで再現

ホンダが中国にてまさかの「スーパーカブ」「ダックス」「ズーマー」を電動バイク化!それぞれが専用設計を持ち「名前だけじゃなく」その特徴を隅々まで再現

| これらスーパーカブ、ダックス、ズーマーの電動モデルは中国だともっとも出力の低いカテゴリに分類されるもよう |

残念ながら、現在のところ日本での発売は計画されていない

さて、ホンダの中国法人、本田技研工業(中国)投資有限公司が中国・上海にて開催したイベントにて、電動バイク「Honda Cub e:(ホンダ・カブ・イー)」「Dax e:(ダックス・イー)」「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」の3モデルを発表。

これらはその名、そして見ての通りスーパーカブ、ダックス、ズーマーを模したものであり、非常に魅力的な外観を持っていますが、残念ながら日本での市販予定はない、とのこと。

なお、3車種とも最高速度が25km/hに制限されており、中国では(電動車だと)もっとも出力の低い「EB(エレクトリックバイシクル)」に分類されるそうですが、この上にはEM(26km/h~50km/h、エレクトリックモペッド)、EV(51km/h~、エレクトリックビークル)という2つがあるのだそう。

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現在、EBカテゴリはZ世代で人気が高まる

ホンダによると、現在中国のZ世代ではEBの人気が高まっており、さらにEBを単なる移動手段ではなく、自己表現のための手段として捉える層が増えている、とのこと。

そのために消費者は「より付加価値の高い」モデルを選ぶ傾向があり、今回ホンダはそれに対応し、かつてホンダが中国で発売していたこれらのモデルを「電動化」によって蘇らせることとなったわけですね。

ちなみにホンダは昨年9月、2025年までにグローバルにて10車種以上の電動バイクを発売すると発表していますが、今回の3モデルについてはこの「10車種以上」に含まれているといい、ホンダの新しい計画を担うトップバッターがこの3台だと考えられます。

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なお、この3台の発表に先駆け、ホンダは電動二輪車の新ブランドとして「Honda e:」を発表しており、そのテーマは「Electric Evolution, Colorful Future」。

ホンダは”電動二輪車時代においても、お客様に「自由に移動する喜び」を提供するとともに、電動化・知能化分野の技術向上とイノベーションにより、新たな付加価値を持つ製品を提供し、中国のお客様にさらなる楽しさと体験をもたらしていきます”ともコメントし、ホンダならではの楽しさに溢れた製品を提供することを目指しているように感じられます。

今回発表されたホンダの電動バイクを見てみよう

そこで今回発表された3台それぞれを見てみたいと思いますが、まずこちらは「Honda Cub e:(ホンダ・カブ・イー)」。

スーパーカブをスクーター化したバイクではありますが、その特徴をうまく捉えており、大径ホイールがいっそうスーパーカブらしさを盛り上げています。

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「Dax e:(ダックス・イー)」はそのフレームからしてダックスそのもので、さらにはフレームのグラフィック、アップハンドルなどによって「それっぽい」雰囲気に。

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「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」も2灯ヘッドライトや露出したパイプフレームなど、ズーマーの特徴をよく捉えていて、リアフェンダー後端の「ツバ」までもが再現されています。

いずれも共通パーツはほとんどなく(ウインカーもそれぞれ異なる。同じなのはヘッドライトくらいか)、オリジナルのスーパーカブ、ダックス、ズーマーを再現すべく専用の設計を持っているのは高く評価すべき部分だと思います。

なお、「ペダル」があるので、電動アシスト自転車として使用することで航続距離を伸ばすことができるのかもしれません。

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参照:Honda

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