>アストンマーティン

アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・F1チームが新車「AMR23」発表!メインカラーはグリーン、アロンソ加入にて上位入賞を目指す

アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・F1チームが新車「AMR23」発表!メインカラーはグリーン、アロンソ加入にて上位入賞を目指す

| アロンソの加入によってF1マシンの開発効率、そしてチーム全体の組織力を高めてくるものと思われる |

気になるのはチームオーナーの息子、ランス・ストロールとアロンソとの関係性

さて、アストンマーティンF1(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワンチーム)が2023年シーズンを戦うニューマシン、AMR23を発表。

アストンマーティンF1は昨年を7位で終えていますが、6位のアルファロメオ、5位のマクラーレンに照準を合わせ、より上のポジションを(当然ながら)狙ってくるものと思われます。

なお、F1ではいつもトップ争いが特定チームに限定されてしまうものの、一昨年あたりから中団での激しいバトルがなかなか面白く、そして2023年シーズンはこれまで以上の接戦を期待できるかもしれません。

Aston (3)

アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チーム「AMR23」はこんなマシン

そこでアストンマーティンF1 AMR23を見てみたいと思いますが、車体色はもちろん「グリーン」。

英国のレーシングチームとグリーンとの歴史は長く、ブリティッシュ・レーシングリーンは1929年に初めて採用されているので、110年の歴史を持つアストンマーティンに近いヒストリーを持っています。

Aston (6)

AMR23の詳細は明かされていないものの、アストンマーティンによれば「AMR23は昨年のシャシーを大幅に進化させたもので、シーズンを通じ、一貫したポイントチャレンジャーとなるべく磨きをかけてきた」。

Aston (5)

加えて、AMF1エグゼクティブ・チェアマンのローレンス・ストロール氏は「この1年で、我々は前進するために必要な決意と信念を示し、我々のビジョンと野心に見合った全く新しいマシンを作り上げた」とコメントしており、昨年からの大幅なバージョンアップを伺わせます。

Aston (4)

アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームはドライバーラインアップにも変更あり

アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームは、新車とカラーリングに加え、その新しいドライバーライナップも発表しており、これは既報のとおりではあるものの、フェルナンド・アロンソの加入が改めてアナウンスされています。

フェルナンド・アロンソは、昨シーズンにセバスチャン・ベッテルが引退を表明した後に「アルピーヌからアストンマーティンに移籍する」と電撃発表を行ったわけですが、セバスチャン・ベッテルを起用したことしかり、アストンマーティンF1はベテランを好む傾向があり、それは単にグリッド上の成績のみではなく、様々なチームで経験を積み、かつワールドチャンピオンを獲得したという実績からなんらかのフィードバックを得ようと考えているのかもしれません。

それはもちろんマシンの開発プロセスといった物理的な側面、そしてトップレベルのチームとなるためのコンセプトや手法といったソフトウエア面、さらには優秀な人材を集めやすくなるという運営面でのメリットなどを考慮したのかも。

Aston (1)

ちなみにですが、アルピーヌはA110Rに「フェルナンド・アロンソ」エディションを発売していて、ここからわかるとおり「アロンソ」の名は非常に大きな価値を持っています。

よってアストンマーティンは今後市販車においてもこの名を活用する可能性が大きく、それによってF1で活動するための資金を獲得してゆく意向もありそうですね。

アルピーヌが32台のみ限定、A110R「フェルナンド・アロンソ」発表!アロンソが開発に参加した足回りを持ち、なんとアロンソのサイン入りレプリカヘルメットも付属
アルピーヌが32台のみ限定、A110R「フェルナンド・アロンソ」発表!アロンソが開発に参加した足回りを持ち、なんとアロンソのサイン入りレプリカヘルメットも付属

| なんと過激なアルピーヌA110Rに「さらに」過激なA110Rの少量限定モデルが用意されていた | ただしすでにアロンソはアルピーヌからの離脱を発表済み さて、先日「A110 R」なる超過激モデルを ...

続きを見る

フェルナンド・アロンソは今回の新車発表に際し、「常々、アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームには野心が感じられると思っていた。そして、この真新しいファクトリーでマシンを発表することにより、この組織の中心にある野心と決意の大きさを、誰もが理解できるようになったと思う。AMR23は、驚くほど綿密なパッケージングを持ち、とても効率的なマシンだ。昨年のマシンを初めて試乗したときも驚いたが、AMR23は、我々共に解き放つことのできる素晴らしい性能、そして可能性を秘めている」とコメントしています。

Aston (2)

そしてもうひとりのドライバーは、アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールの息子、ランス・ストロール。

フェルナンド・アロンソは歴史的にナンバーワンの地位を要求してきた気難しいドライバーであることが知られており、チームオーナーの息子との関係性にも注目が集まりますね(ランス・ストロールと競争させるというよりも、成長させるためにアロンソを起用したとも考えられるが)。

ランス・ストロールは「フェルナンドと一緒に仕事をするをとても楽しみにしている。彼と一緒にレースができるのは素晴らしいことだ」と語っています。

合わせて読みたい、F1関連投稿

2023年シーズンのF1マシン続々発表!レッドブル、ウィリアムズ、アルファロメオがカラーリングを公開済み、ウィリアムズは残念ながら「ガルフカラー」不採用
2023年シーズンのF1マシン続々発表!レッドブル、ウィリアムズ、アルファロメオがカラーリングを公開済み、ウィリアムズは残念ながら「ガルフカラー」不採用

| 現段階では多くのチームが「手の内を知られないよう」2022年スペックのマシンを使用してカラーリングのみの公開にとどまる | レッドブル、ウィリアムズのカラーは「昨年同様」、しかしアルファロメオは大 ...

続きを見る

フォードがレッドブルと組んでF1へと電撃復帰!2026年からはF1上でも「フォードVSフェラーリ」の戦いが見られるように
フォードがレッドブルと組んでF1へと電撃復帰!2026年からはF1上でも「フォードVSフェラーリ」の戦いが見られるように

| これでなぜか「真っ先に2026年にF1へと復帰」を掲げたポルシェが流れから取り残されてしまうことに | 2026年以降のF1は過去最高の盛り上がりを見せるかもしれない さて、驚くべきことにフォード ...

続きを見る

アンドレッティとキャデラックが「オールアメリカン」チームとしてF1に参戦を表明!2016年以降初の新規参入チームとなり、2025年から参戦か
アンドレッティとキャデラックが「オールアメリカン」チームとしてF1に参戦を表明!2016年以降初の新規参入チームとなり、2025年から参戦か

| たしかに昨年からこういった話が持ち上がっていたが | 一方でポルシェのF1参戦は棚上げされたまま さて、アンドレッティとキャデラックとが「オールアメリカン・チーム」としてF1への参入を表明(ただし ...

続きを見る

参照:AstonMartin

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->アストンマーティン
-, , , ,