| 予定よりずっと早く届いてしまうと資金繰りやら保険の手配に大わらわ |
おそらくは今から1週間くらい後には納車の予定
さて、「1年は待つ」と言われていたホンダのバイク、CB250Rが突如入荷したので本契約を交わすことに。
このCB250Rは人気というせいもありますが、ウワサによれば春先に出されたリコールの対応のために生産が滞っているといい(本当のところはわからない)、そのため入荷台数が非常に絞られています。
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ホンダCB250Rは「ネオ スポーツカフェ」
このCB250Rにつき、ジャンルとしては「ロードスポーツ」「ネイキッド」になろうかと思われ、しかしホンダが提唱しているのは「ネオ スポーツカフェ(レーサー)」。
ちなみにカフェレーサーというのはひとつのカスタムスタイルではありますが、これには明確な起源があり、1960年台にイギリスはロンドンにあるカフェ「エースカフェ」に集まるライダーやバイク、そしてバイクに施されたカスタムを指したもので、ひいてはサーキットでストイックに走るよりも、カフェでバイクを自慢しあうことを好んだ人びと、およびそのカスタムを総称するようになっています。
ホンダはこの「カフェレーサー」とは縁が深く、「GB」シリーズはその代表例でもあるものの、2017年頃からネオ スポーツカフェという言葉をよく使用するようになり、文字通り「レトロではない」新世代のカフェレーサーを提案するようになっています。
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ホンダは現在非常に幅広いラインナップを持つようになり、スポーツ系のCB(レトロから最新スポーツまでが揃う)、伝統的な英国風カフェレーサーのGB、そしてスクーターやオフローダーはもちろん、最近では「CL」にて(遅ればせながら)スクランブラーにも参入しています。
「CB」系だとベーシックな「CB」、そしてスポーツ寄りの「CBR」系が存在しますが、CB系の中であってもCB400のようなレトロなモデルもあれば、このCB250Rのように「ネオ」なデザインを持つモデルもあり(「R」が入ると現代のテクノロジーとデザインが反映され、Rの個数に応じてその度合が増加する)、そのバリエーションというか世界観がどんどん拡大中。
そこでこのCB250Rを見てみると、カフェレーサーというより、むしろストリートファイターに近いルックスを持っているように思われ、車体のマスが前半に集中し、かつメカニズムが車体中央に凝縮されていることもわかります。
正直、このあたり「ホンダはなかなかにデザインがウマい」とも考えていて、小排気量モデルであってもスカスカに見えないように設計されていて(じっさい、CB125Rはとても125ccに見えない)かつ灯火類をすべてLED化するなど先進性もアピールされています。
そのため、ホンダのバイクを見た後にスズキやヤマハ、カワサキの製品を見ると(モデルによっては)やや見劣りする場合があり、そしてそう感じるのはぼくだけではないようで、それが今のホンダのバイクの好調さに現れているのかもしれません。
ちなみに現在のホンダの稼ぎ頭は4輪ではなく2輪だそうですが、この2輪事業については、CBR250RRのように「(他のメーカーが考えもしなかった)上のクラスよりも高価な」バイクを発売したり、レブルのようなカテゴライズされにくい(初代レブルもそうだった)バイクの投入によって「いいものを作れば高くても売れる」ということを証明したり(バイクは元々趣味性・嗜好性が強いので自動車とは捉えられ方が異なる)、ホンダ自らが主役になれる市場を創出しており、そこが「様々な規制や競争に飲まれてしまっていて身動きが取れない」4輪とは少し事情が異なるところなのでしょうね。
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