あらたなる「エルメスとのコラボ」ハイパーカー登場。パリにてパガーニ・ウアイラ・コーダルンガ”エルメス”が目撃される

Image：aaronandcars（Instagram）

｜　意外とエルメスは多くのクルマとのコラボレーション作品をリリースしていた　｜

その詳細が明かされないであろうことは非常に残念である

さて、グッチやバーバリー、ルイ・ヴィトンが減収を記録する中でも好調な販売を誇るのがエルメス。

一般にエルメスの製品は押し出しが強くはなく、しかし最近までのグッチやバーバリーは非常に強いプレゼンスを持っており、よってそれらは「飽きられた」のだと考えています。

報道では、これらブランドの販売減について「中国の消費市場が冷え込んでいる」とも伝えられるものの、本当にそれが主要因であれば同じようにエルメスの販売も減少するはずで、しかしエルメスの人気が衰えないのは「いつの世も変わらない安定感」からなのかもしれません。

そういった「不動の王者」エルメスですが、これまでにも何度かクルマの内外装を手掛けており、いままでに明らかになっているのはブガッティ・ヴェイロン・エルメス、マクラーレン・スピードテール・エルメス、ブガッティ・シロン・エルメス、パガーニ・ウアイラ、エルメス、ロールス・ロイス・ファントム・エルメス（これは前澤友作氏とのコラボレーションモデルで、同氏は同じ仕様のプライベートジェットの製作も依頼している）。

今回、新たなエルメス仕様ハイパーカーが目撃される

そして今回目撃された”新たなエルメス”がパガーニ・ウアイラ・コーダルンガで、これは@the_man_1vvm（アカウント非公開）なる人物が所有する個体だと報じられています。

ウアイラ・コーダルンガはウアイラをベースに5台のみが製造され、ウアイラとの大きな違いは「1960年代のル・マン・レーサーをモチーフにしたクラシカルな外観を持つ」ということ。

よって攻撃性よりも曲線を基調としたエレガントさが強調され、当時のレーシングカーを彷彿とさせるロングテールを持ちますが、今回目撃されたウアイラ・コーダルンガ”エルメス”はユニークなグリーンをボディカラーに採用し、ホワイトのアクセント、ホイール、ブレーキキャリパー、そしてボディサイドにはラウンデルといったレトロな仕様を持つもよう（インテリアはホワイトとブラックにて仕上げられているようだ）。

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オーナーのSNSアカウントが非公開ということもあってこのパガーニ・ウアイラ・コーダルンガ”エルメス”の詳細が明らかになることはないと考えてよく、そして同様に「公になっていない」エルメスとのコラボレーションがまだまだ世の中には存在するのかもしれませんね。

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参照：aaronandcars（Instagram）, TheSupercarBlog