
Image:nameless__dragon(Instagram)
| 実際に製造されたデヴェル・シックスティーンはV16ではなくV8エンジンを積むと言われている |
さらにはC8世代のコルベットをベースとし、つまりコルベットの改造車にしか過ぎないという報道も
さて、中東にて創業された「ディファイニング・エクストリーム・ヴィークル・カー・インダストリー」によって(2013年に)発表されたトンデモハイパーカー、「デヴェル・シックスティーン」。
これはブガッティ・トゥールビヨンに先んじてV16エンジンを搭載するというクルマで、そのエンジンはクワッドターボによって5,000馬力を発生させ、最高速は560㎞/hにも達するとアナウンスされています。
創業者はこのデヴェル・シックスティーンにつき「人がクルマを選ぶのではなく、クルマが人を選ぶのです」と自信たっぷりに語っていたものの、実際には日本(福岡)のカーコレクターの元へと1台を納車したのみで、しかしこちらにはV16ではなくV8エンジンが積まれているという話も。
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そのデヴェル・シックスティーンがなぜか中国で目撃
そして今回ネット上を賑わせているのが、そのデヴェル・シックスティーンが中国の路上を走る動画。
インスタグラムに投稿された動画では、このハイパーカーが交差点を駆け抜ける様子が捉えられていますが、動画にて確認できるサウンドは独特なターボチャージドV8の轟音で、つまりV16ではないものの、それでもこのエンジンは約1,500馬力を発揮すると言われています。
いったいどういった経緯でデヴェル・シックスティーンが中国の路上を走っているのかは「謎」ではあるものの、これまた別の報道によれば、このデヴェル・シックスティーンはC8世代のコルベットをベースにしているとされ、ゼロベースで開発されたクルマではなく「改造車」のたぐいであるもよう。
ただ、V16エンジンの開発を行っていたことは紛れもない事実であり、このエンジンはアメリカのスティーブ・モリス・エンジンズ社によって製造されるという計画を持っていて、実際に、テストベンチに取り付けられた画像や動画も公開されています。
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参照:nameless__dragon(Instagram)