
Image:NOVITEC(Instagam)
| まさかノビテックがデイトナSP3に手を付けようとは |
フェラーリの「イコーナ」シリーズ第3弾として世界中のコレクターが切望する「デイトナ SP3」。
この至高そして究極のモデルに対し、ドイツの名門チューナー、ノビテック(Novitec)がメスを入れた「究極のアップグレード」がティーザー動画にて予告されることに。
【この記事の3点まとめ】
- ノビテックが「次なる章」を予告: フェラーリ・デイトナ SP3をベースにしたカスタムプロジェクトの始動を示唆
- 五感を刺激するV12サウンド: 「まず見るのではなく、聴くのだ」のキャッチコピーと共に、身の毛もよだつような官能的な排気音を披露
- 初のカスタムエキゾースト搭載: デイトナ SP3用としては初となるノビテック製エキゾーストの搭載が確定
伝説の続き:ノビテックが解き放つ「デイトナ SP3」の真価
自動車のチューニングにおいて、フェラーリの限定モデルを扱うことは最大の挑戦ではありますが、同時に大いなる名誉でもあり、さらには多くの批判と戦わねばならない「苦行」ともいえる行為かもしれません。
そして今回、ドイツに本拠を置くノビテックがSNS上にて「Next Chapter(次なる章)」というタイトルと共に、一台のフェラーリがカメラを横切る短い動画を公開することに 。
動画では明確に素の姿を確認できないものの、その正体は世界限定599台のハイパーカー「デイトナ SP3」だと考えられ、動画の主役は視覚的な変化よりも、その「耳を疑うようなエキゾーストノート」 。
自然吸気V12エンジンが奏でる、混じり気のない純粋な旋律は、まさに伝説の帰還を予感させるものとなっています。
詳細:サウンド重視のアップグレード
今回のティーザーにおいて、ノビテックは「You don’t see it first, you hear it(まず見るのではない、まず聴くのだ)」という力強い言葉を添えています 。
ここから推測するに、ノビテックはその外観の変更を最小限に抑え(あるいは行わず)、しかし「サウンド」へと集中したのかもしれません。
- カスタムエキゾースト: デイトナ SP3に特化したノビテック初の排気システムが搭載される可能性が大。同社はこれまでも812スーパーファスト等にて”F1マシンを彷彿とさせる”高回転域のサウンドを実現しており、今回も期待が高まる
- パフォーマンスへの期待: 現時点では6.5L V12エンジンそのものにチューニングが施されているかは不明。しかし、排気効率の向上に伴い、標準の829馬力を上回るパワーアップが期待される
なお、現在は様々な規制によって「自動車メーカーが販売する」クルマにつき、スーパーカーやハイパーカーといえども排気音がずいぶんマイルドになっており、しかしノビテックはメーカーが設定した「マージン」を削って”本来の姿に”戻そうとしているのかもしれません。
そう考えるならば、ノビテックのようなチューナーの存在意義も時代とともに変化しているのだと考えてよく、ハイパフォーマンスカーのオーナーも、「改造」ではなく別の目的をもってチューナーを利用する機会が出てくるのかもしれません。
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今後はこの「需要」が増えそうだ・・・。ノビテック、フェラーリ12チリンドリの「ブラックバンド」を”修正”。さらには静かすぎた排気音を「本来の姿」へ
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ベース車両「フェラーリ・デイトナ SP3」の圧倒的スペック
ノビテックが「手を加える前の」ベース車両自体の性能を改めて確認しておくと、これは「812コンペティツィオーネ」のエンジンをさらに磨き上げた、フェラーリ史上最強の純ガソリンエンジンの一つです 。
| 項目 | スペック詳細 |
| エンジン | 6.5リットル V型12気筒 自然吸気 |
| 最高出力 | 829 hp |
| 最大トルク | 697 lb-ft (約945 Nm) |
| トランスミッション | 7速デュアルクラッチ |
| 0-100km/h 加速 | 2.85秒(公称値) |
| 最高速度 | 340 km/h 以上 |
市場での位置付け
デイトナ SP3は、1967年のデイトナ24時間レースでの歴史的勝利(1-2-3フィニッシュ)へのオマージュとして誕生し、投資価値も極めて高いフェラーリのうちの1台。
そしてノビテックのような一流ブランドがカスタムを手掛けることで、その個体は「世界に一つだけのマスターピース」としてさらなる注目を集めることになるのかもしれません。
結論:正式発表は「来週」か?
通常、ノビテックのティーザー開始から正式発表までは1週間程度のサイクルであることが多く、となるとこのデイトナ SP3の公開は2月中旬となるのかも。
純粋なV12サウンドが絶滅の危機に瀕している現代において、ノビテックが提示する「次なる章」は、ガソリンエンジンを愛するすべてのファンにとっての希望の光となる可能性もありそうです。
関連知識:ノビテックが誇る「インコネル」エキゾースト
ノビテックのハイエンドモデル用マフラーには、F1マシンでも使用される超合金「インコネル」が採用されることがよくあります。※マンソリーが「見た目」中心のチューナーだとすれば、ノビテックは「性能重視」のチューナーというイメージ
ステンレスよりも軽量で耐熱性に優れ、独特の「高音」を奏でるこの素材が今回のデイトナ SP3にも採用されれば、そのサウンドはもはや楽器の領域に達することとなりそうですね。
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参照:Novitec













