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「アルピナの一つの時代の終焉」。BMWがアルピナのフラッグシップ「XB7」の有終の美を飾る限定モデル「Manufaktur(マヌファクトゥーア)」を発表

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の正面

Image:BMW

| アルピナ史上最強のSUV、ついに生産終了へ |

これからアルピナは「新しい時代」へ

BMWアルピナのフラッグシップSUV「XB7」がその輝かしい歴史に幕を閉じようとしており、BMWはこのモデルの生産終了を記念して究極のカスタマイズを施した特別限定車「2026 BMW Alpina XB7 Manufaktur(マヌファクトゥーア)」を発表することに。

現時点では北米・カナダ市場向けとして展開されるそうですが(アルピナは日本でも人気が高く、しかし日本での展開があるかどうかは不明)、このモデルはアルピナが誇るクラフトマンシップと比類なき走行性能を凝縮した「有終の美」を飾るにふさわしい一台となっています。

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式フォト

Image:BMW

この記事の要約ポイント

  • 生産終了記念モデル: XB7の最後を飾る特別な「Manufaktur」エディション
  • 圧倒的なスペック: 631馬力を発生する4.4L V8ツインターボ搭載、0-60mphは3.9秒
  • 限定カラーと装備: 「フローズン・アルピナ・グリーン/ブルー」の専用色と23インチ鍛造ホイール
  • 豪華な特典: ラヴァリナレザー製の特製ウィークエンダーバッグ2つが標準付属
アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」に付属するバッグ

Image:BMW

官能的なパフォーマンスと「マヌファクトゥーア」の専用装備

XB7 Manufakturは単なるラグジュアリーSUVではなく、その心臓部には、BMWのモータースポーツ技術が息づく強力なS68エンジンが鎮座しており・・・。

1. 驚異のパワートレイン

  • エンジン: 4.4リッターV8ツインターボ + 48Vマイルドハイブリッド
  • トランスミッション: アルピナ・スイッチ・トロニック(8速AT)
  • 最高出力: 631 hp / 最大トルク:590 lb-ft
  • パフォーマンス: 巨体ながら静止状態からわずか3.9秒で時速60マイル(約96km/h)に到達
アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式画像

Image:BMW

2. エクステリアの美学

外観はシャドウライン・ハイグロスブラック仕上げのグリルやウィンドウトリムで引き締められ、足元にはアルピナの象徴である20スポークの23インチ鍛造ホイールを標準装備。

新色のマットカラー「フローズン」シリーズが、その筋肉質なボディラインを際立たせます。※BMWはマット仕上げを「フローズン」と表現する

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式フォト

Image:BMW

3. 至高のインテリア

室内はフル・メリノレザーの「タルトゥーフォ」カラーで統一。

ヘッドレストには専用のアルピナ・ブランディングが刻まれ、Bowers & Wilkinsの最高峰オーディオシステムが至福の移動空間を約束することに(インテリアの画像は1枚しか現在公開されていない)。

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」のヘッドレスト

Image:BMW


BMW Alpina XB7 Manufaktur 主要スペック

項目スペック詳細
エンジン4.4L V8 ツインターボ (S68)
最高出力631 hp
最大トルク590 lb-ft (約800 Nm)
0-60mph加速3.9 秒
ホイール23インチ Alpina Classic 鍛造ホイール
価格181,550ドル(約2,850万円 ※1ドル157円換算)
生産開始2026年9月
アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」のエンブレム

Image:BMW

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市場での位置付け:アルピナは「マイバッハ」のライバルへ

今回の生産終了はアルピナブランドがBMWグループ内でより高いステージへと移行するための戦略的一歩。

  • マイバッハへの対抗: BMWはアルピナを、メルセデス・マイバッハに対抗する超ラグジュアリーブランドとして再定義しようとしている
  • 歴史的転換点: XB7はドイツのアルピナ工房以外(米国スパルタンバーグ工場)で製造された最初のアルピナモデル。この「Manufaktur」は、その成功を祝う記念碑的な存在でもある

そしてこのXB7 マヌファクトゥーアの生産終了をもって、今後アルピナはBMWへと完全に格納され「新しい道」を歩むこととなるわけですね。※装着されるバッジには、BMWによる買収前のアルピナの社名が誇らしげに刻まれる

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」のバッジ

Image:BMW

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結論:手に入れられる「最後の純血アルピナSUV」

2026年9月から生産が開始されるXB7 Manufakturは、現行X7プラットフォームにおけるアルピナの集大成。

ベースモデルのX7(約90,000ドル)の2倍近い価格設定ですが、その希少性に加え、今後さらにラグジュアリー路線へとシフトするブランドの歴史を考えれば、コレクターにとって見逃せない一台となりそうです。

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」のホイール

Image:BMW


参考:アルピナブルーとアルピナグリーンの秘密

アルピナの象徴である「ブルー」と「グリーン」。

これらはバイエルン州の州旗(青と白)と、同州の豊かな森林(緑)への敬意を表していると言われていますが、今回の「フローズン(艶消し)」仕上げは伝統を最新のトレンドで包み込んだ、まさにファン垂涎のフィニッシュであるとも考えられます。

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参照:BMW

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