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【2026年4月国内販売】たぶん初。トヨタがTOP10のうちなんと9台を占め、唯一それを防いだのはホンダ「フリード」。まさに日本国内はトヨタの独走状態へ

トヨタ クラウン

| 現実問題として、トヨタ以外では「いい話」をほとんど聞かなくなってしまったようにも |

様々な事情を考慮するに、これから1-2年はトヨタの独走が続くだろう

けっこう長い間、この「月別・国産車登録ランキング」をお届けしているように思いますが、ぼくの記憶ではおそらく「初」と思われる異常事態が発生。

それは「販売上位10車種のうち9台がトヨタによって占められる」というもので、これはトヨタ一強時代がさらに顕著になったことを意味します。

そしてホンダや日産は直近で「計画を変更したばかり」なのでトヨタに対抗できる(上位を狙える)モデルがすぐに登場するとは考えられず、一方のトヨタは「あらゆる自体に備え」準備を行ってきたため、今後も継続的に新型車を発表する可能性が高く、そうなるといよいよ「トップ10すべてがトヨタ」という状況も見えてくるのかもしれません。

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2026年4月の新車市場はどう動いた?

  • 絶対王者「ヤリス」が首位をキープ。しかし、供給安定により「ルーミー」「ライズ」が前年比約2倍の猛烈な追い上げを見せる
  • トヨタ1強時代が続く中、ホンダ「フリード」がトップ10に食い込む健闘。ミニバン市場の競争が激化
  • EV(電気自動車)の普及が加速? 日産「リーフ」やトヨタ「bZ4X」が前年比で記録的な伸びを記録し、市場の変化を感じさせる結果に
日産がはじめて「新型リーフ」の姿を公開。ハッチバックからクロスオーバーへと変身を遂げ、さらに日産は今後の大胆な新型車計画を公開

Image:NISSAN

2026年4月乗用車販売台数ランキング(1位〜50位)

以下は日本自動車販売協会連合会の最新データに基づく上位50車種のランキング表ですが、1位から9位までがトヨタ、そしてトップ20のうち14台がトヨタによって占有されています。

順位ブランド通称名メーカー販売台数(当月)前年対比(%)
1ヤリストヨタ13,14986.2
2ルーミートヨタ12,192208.4
3ライズトヨタ11,494191.6
4シエンタトヨタ10,172122.6
5ヴォクシートヨタ9,918155.0
6カローラトヨタ9,82877.2
7ランドクルーザートヨタ9,467275.9
8アルファードトヨタ8,318130.4
9ノアトヨタ8,265128.0
10フリードホンダ7,900102.5
11ステップワゴンホンダ5,666227.7
12アクアトヨタ5,36573.7
13ジムニースズキ5,097115.9
14ソリオスズキ4,634120.2
15フィットホンダ4,212108.9
16RAV4トヨタ4,115202.0
17ヴェゼルホンダ4,101102.9
18プリウストヨタ4,05861.1
19ハリアートヨタ3,91184.8
20ノート日産3,88486.9
21クラウントヨタ3,616101.9
22セレナ日産3,59078.6
23デリカD5三菱3,308180.9
24フォレスターSUBARU3,063195.8
25インプレッサSUBARU2,886130.5
26ヴェルファイアトヨタ2,358110.2
27ハイエースワゴントヨタ2,182298.1
28MAZDA2マツダ2,152126.9
29リーフ日産2,0211161.5
30クロスビースズキ1,979286.8
31シビックホンダ1,93791.8
32bZ4Xトヨタ1,8673660.8
33CX-5マツダ1,719153.2
34ロッキーダイハツ1,632164.5
35LBXレクサス1,53474.2
36RX350レクサス1,489271.7
37NX350Hレクサス1,48578.5
38ZR-Vホンダ1,46979.0
39エクストレイル日産1,302183.4
40スイフトスズキ1,21357.4
41フロンクススズキ1,13877.7
42レヴォーグSUBARU1,130103.0
43ロードスターマツダ1,07155.8
44CX-30マツダ860117.5
45トールダイハツ825167.7
46WR-Vホンダ79743.4
4786トヨタ787122.0
48RX500Hレクサス738163.3
49CX-60マツダ718124.2
50MAZDA3マツダ66574.1

トヨタのエンブレム(GRヤリス)

最新市場動向:メーカー別の明暗と戦略を読み解く

トヨタ:驚異的な「供給回復」が順位を押し上げ

上述の通り、トヨタが1位から9位までを独占(10位のフリードを除く)するという圧倒的な強さを見せており、しかし特筆すべきは「ルーミー(208.4%)」や「ライズ(191.6%)」、「ランドクルーザー(275.9%)」の伸び率で、これは生産体制の安定化によりバックオーダー分が順調に登録されていることを示唆しています。※ランクルが全体で7位というのが恐ろしい。どうりでよく見かけるはずである

ホンダ:ミニバンとSUVの二段構え

ホンダでは「フリード」が10位、「ステップワゴン」が11位と、多人数乗用車の需要をしっかりと掴んでおり、特にステップワゴンは前年比227.7%と急増するなどライバルのノア・ヴォクシーに対抗する強力な選択肢として地位を固めています。

ただ、ノア・ヴォクシーも改良が4月に入っており、そこからの納車を考えるならば、5月のステップワゴンは「その座が危なくなる」ことも考えられますね。

ホンダN-BOXカスタムのエンブレム(フロント)
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日産:EVシフトの兆しと課題

「リーフ」が前年比1161.5%(約11.6倍)という異常な伸びを記録していて、これはフリート販売や特定のキャンペーンの影響も考えられるものの、トヨタbz4Xの販売が長期にわたり(改良直後だけではなく)堅調であることを考えるならば、消費者のEVへの関心が高まっている証拠だとも考えられます。

その一方、主力車種の「ノート」や「セレナ」が前年割れとなっていて、次の一手(具体的には改良)が待たれる、といったところです。

車種別の注目トピック:なぜこの車が売れているのか?

1位:ヤリスシリーズ(トヨタ)

コンパクトカーの代名詞。ヤリスクロスを含めた多様なラインナップが幅広い層に支持されているもよう。

7位:ランドクルーザー(トヨタ)

ランドクルーザーは前年比275.9%と大幅アップ 。デリバリーが安定し、SUV市場にて圧倒的存在感を示すモデルへと成長しています(ガソリンモデルの改良版が貢献しているのかもしれない)

トヨタ・ランドクルーザーZXのエクステリア(リア、サンド)

29位:リーフ(日産) & 32位:bZ4X(トヨタ)

今回のランキングで最も驚くべきはEVの伸長で、bZ4Xは前年比3660.8%という驚異的な数字を記録する一方、リーフは29位と大幅躍進(ぼくが記憶する中ではかなり高いポジションである)。

充電インフラ整備が進む中、これまでEV購入を敬遠していた層が「現実的な選択肢」として検討し始めている可能性が考えられます。

注目のカテゴリ:コンパクトミニバン

ランキング2位の「ルーミー」の上り調子っぷりには驚かされますが(その割にはそんなに見ない)、それに対する「トール」の主要スペックを比較してみるとこう。

  • トヨタ ルーミー(2位)
    • 特徴:圧倒的な知名度とリセールバリューの高さ
    • エンジン:1.0L 直3 / 1.0L 直3 ターボ
    • 強み:使い勝手の良いスライドドアと広大な室内空間
  • ダイハツ トール(45位)
    • 特徴:ルーミーのベース車。供給制限の影響を受けていたが、徐々に回復傾向
    • エンジン:1.0L 直3 / 1.0L 直3 ターボ
    • 強み:ダイハツ独自の安全装備と、トヨタ車とは異なる購入条件の提示

2026年4月のランキングが示す未来

2026年4月の新車市場は「トヨタの供給力復活」と「EVへのパラダイムシフト」の予兆が混在する月となっていて、消費者の傾向としては、依然として燃費性能と使い勝手に優れた「コンパクトカー」そして「ミニバン」が中心ではあるものの、ランドクルーザーのような「趣味性の高いSUV」への熱狂も冷めていないという状況。

さらにはジムニー、デリカD5、RAV4、エクストレイル、フォレスターといった「アウトドア系」モデルの販売も好調で、このあたりのトレンドも当分続くことになりそうですね。

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参照:日本自動車販売協会連合会

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