
| ついにあの「動く箱」が帰ってくる?新型エレメント復活の最新情報 |
ホンダを苦境から救う立役者となるか
かつてその独特なスタイリングと圧倒的な実用性でカルト的な人気を誇った「ホンダ・エレメント(Honda Element)」。
2029年にハイブリッドSUVとして復活する計画があることが米大手カーメディア、Automotive News(オートモーティブ・ニュース)によって報じられています。
2002年に登場した初代エレメントは、当時のトレンドだった「流線型(スタイリッシュな曲線)」とは真逆を行く大胆なボックス型のスタイリングを採用していたことで知られていて、当時はその奇抜さから万人受けせず、販売台数は徐々に低迷し2011年に生産終了を迎えたものの、今になってその価値が猛烈に再評価されており(ぼくが売却によって利益を出した数少ないクルマのひとつでもある)現在の中古車市場でも状態の良い個体はディーラーに入庫した瞬間に高値で即売してしまうほどの人気を保っています。
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当時のホンダが「デザインのため」ではなく「徹底した実用性」のために採用したパッケージングは以下の通りで・・・。
- センターピラーレス&観音開き(サイドカーゴドア): 前後のドアが対向に開くため、Bピラー(中央の柱)がなく、巨大な荷物や人の乗り降りが驚くほどスムーズ。
- 洗えるラバーフロア: カーペットを排除し、汚れたアウトドアギアやペットを乗せても簡単に拭き取れるタフな仕様。
- 多彩なシートアレンジ: リアシートを左右の壁面に跳ね上げて固定することで、マウンテンバイクもそのまま積載可能な広大空間を確保。
現代では、フォード・ブロンコスポーツやトヨタ・RAV4、スバルのアウトバックなど四角くタフな印象を持つ「角型SUV」が世界的なトレンドとなっていて、まさに2029年はエレメントにとって「時代がようやく追いついた」最高のタイミングと言えるのかもしれません。※実際のところ、関連特許の出願も報じられているため、エレメント復活の可能性は高い
この記事の要約
- 2029年第二四半期に生産開始予定: 米国オハイオ州の工場でグローバル市場向けに生産される見込み
- ハイブリッド専用モデルへ進化: シビック等に採用される2.0L 2モーターハイブリッド(e:HEV)の次世代版が有力視
- 手が届く価格帯での量産: HR-V(日本名:ヴェゼル)とCR-Vの中間に位置し、年間10万台規模の量産を目指す
- トレンドは「カクカク」: 初代登場時とは異なり、現代のSUV市場はボクシーなデザインがトレンド
Image:Life in the FAST LANE.
新型エレメントの予想スペックと特徴:ハイブリッド化でどう変わる?
新型エレメントは、ホンダが注力するハイブリッド戦略の核として開発されているとされ、現在予想されるスペックやパワートレインの特徴をまとめてみると以下の通り。
予想スペック・特徴一覧
| 項目 | 予想内容 / 詳細 |
| 生産開始時期 | 2029年 第2四半期予定 |
| 生産拠点 | 米国オハイオ州工場(グローバル輸出拠点) |
| パワートレイン | 直列4気筒2.0L直噴エンジン + 2モーターハイブリッド(e:HEV次世代版) |
| トランスミッション | 電気式無段変速機(e-CVT) |
| 駆動方式 | FF / 4WD(リアルタイムAWD設定の可能性大) |
| 年間生産目標 | 約10万台 |
パワートレインに関しては、現行のシビック・ハイブリッドなどに搭載され高評価を得ている2.0L 2モーターシステム(あるいはその次世代版)の採用が確実視され、これによって初代の弱点だった燃費性能は劇的に向上し、全域でトルクフルな走りを実現することが見込まれます。
その一方、ハイブリッド化に伴うバッテリーの搭載位置によっては、初代の「低床でフラットなフロア」がどこまで維持できるかがホンダの開発陣の腕の見せ所えあるとも考えられ、初代にあった5速マニュアル(MT)の選択肢が消え、CVTのみになることは濃厚ではありますが、これもまた時代の流れとしては自然な変更と言えそうですね。
市場での位置づけと価格帯:誰もが買える「ちょうどいいタフ系SUV」へ
今回の復活劇において最も重要なのは、これが新型「プレリュード」のような一部のファンのためのニッチな趣味車ではない、という点です。
ホンダは初年度から「年間10万台」の生産・販売をターゲットにしており、世界的な主力モデルとして位置づけており、自動車調査会社AutoForecast Solutionsのサム・フィオラニ副社長によると、新型エレメントはホンダのSUVラインナップにおいて、HR-V(日本名:ヴェゼル)とCR-Vの中間に位置づけられるとのこと。
Image:Life in the FAST LANE.
これにより、予想されるスターティングプライスは約26,000ドル〜28,000ドル(現在の日本円で約410万〜430万円前後 ※為替レートによる)となり、競合となるフォード・ブロンコスポーツ等と真っ向から勝負できる、アフォーダブル(手頃)な価格設定が期待されています。
昨今のホンダは、北米市場を中心に「パスポート」や「パイロット」にアウトドア仕様の『トレイルスポーツ(TrailSport)』を設定して成功を収めていて、新型エレメントも、このアウトドア・アクティブ路線をよりコンパクトで手軽なサイズに落とし込んだ、ヒット確定の1台になる可能性を秘めているというわけですね。
結論:2029年の登場が待ち遠しい、ライフスタイルを変える1台
ホンダ・エレメントの2029年復活の噂は、単なる懐古主義のネーミング復活ではなく、現代の「アウトドア・バンライフ・日常の使いやすさ」という需要に100%合致した理にかなった戦略です。
初代の持つ「道具感」や「ギミック満載のインテリア」が、現代の安全基準やハイブリッド技術とどう融合するのか。2029年の登場までは少し時間がありますが、公式発表を含めて今後のホンダの動向に注目したいと思います。
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参照:Automottive News













