あるアメリカのコレクターが打ち捨てられたポルシェ911 2.5S/Tを発見。
その後ポルシェ本社のレストア部門へレストアを依頼し、見事な姿へと変身を遂げた模様。
1972年のル・マン優勝車を再現したそうですが、非常に美しく仕上がっており、この車両はテクノクラシカに展示されるようですね。
当時はさほど価値がなく、またお金をかけて修理するよりも新車を購入したほうが良いという判断であったと思われますが、後にこうやって高い価値が出てきた例でもあり、今後も同様の例はあるかもしれませんね。
日本でも田舎の方にゆくと(今となっては)希少価値を持つ車が放っておかれたりする例があると思われ、今後はそういった車を発掘して歩く人が出るかもしれない、と考えたりします(自分でレストアするとお金がかかるのでコレクターに転売したり)。
このポルシェ911のレストアにかかった期間は2年とのことですが、自動車のレストアには非常に長い期間がかかるようで、真っ二つになったフェラーリ・エンツォや火事で燃えたクラシックフェラーリのレストア期間もやはり二年と伝えられており、それらの車にかかりっきりではないと思いますが、人件費を考えるとレストアというのはかなりな費用をようするものなのでしょうね。
なおル・マンにて優勝した実車はこちら。