| なぜフランス人はすぐになんでも燃やすのか |
フランスは一種独特な習慣がある国ですが、「大晦日に車を燃やす」という伝統がある模様。
これは貧困層が住む地域において、1990年代から抗議の一環として行われるようになったものだそうですが、昨年は602台、今年は650台が燃やされた、とのこと。
もちろんフランス政府はこれに対してよく思っておらず、454人が逮捕され、うち301人が実際に罪に問われている、とのこと。
フランスは移民が多く、移民そのものが起こす問題や、移民に職を奪われたフランス人の起こす抗議などがあり、その国のイメージに反して過激な行動が見られることが多いようです。
なおフランス人は講義する際に「燃やす」のが好きなようですが、「ポンヌフの恋人」でも大道芸人が火を吹いていたのが印象的で、「注目を集めるには火がいちばん」と考えているのかもしれませんね。
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億万長者を父親に持つ若者が、さらに良い車を買ってもらおうと、自分の(買ってもらった)フェラーリ458イタリアを燃やしたという事件。
父親のコレクションは35億円に相当するほどのもので、すでに若者は15台の車をもらっていたと言いますが、なんとも(車に対して)ひどいことをするものです。
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ルイジアナ州にて、南軍の記念碑を取り除く工事を請け負っていた建設会社の代表が所有するランボルギーニ・ウラカンが放火によって全焼。
この記念碑については過激派が「どかさないよう」働きかけており、オーナーは殺害予告まで受けていたために記念碑の撤去を中止したそうですが、それでもこの仕打。
現在事件として調査中とのことですが、関係も罪もない車を燃やす行為は許されざるもので、早々に犯人が捕まることを願ってやまない次第です。
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あちこちで出火が報じられるギャラクシー・ノート7ですが、今回はグランドチェロキーの車内で出火。
ドライバーが家の前に車を停めて荷物を降ろしている最中に燃えたとのことですが、その際ノート7は充電中で、車内はエアコンの冷気で冷えていた、とのこと。
まさに一瞬の出来事でドライバーは家に消火器を取りに戻ったそうですが、消防署が出動するほどの大きな延焼となっています。
なお下の画像は燃え尽きたギャラクシー・ノート7。