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ユーチューバーの語る「ポルシェ・パナメーラのイカレてるところ」5つ。本当にイカレてた

2017/05/05

ユーチューバー、Vehicle Virginsが「ポルシェ・パナメーラのイカレてるところ5選」を動画で公開。
これによると「1.リアウイングの動作」「2.エンジン始動時の動作」「3.アクティブエアベント」「4.550馬力の加速」「5.ニュルブルクリンクのラップタイム」としています。

リアウイングの動作についてはよく報じられるところで、一旦上がって左右に展開する動作を行うものですが、その速度、スムーズさ、動きのスペクタクルさは類を見ないもの。
肉眼でその動きを見ると、たしかに「おお」と声が出ます。

「2.エンジン始動時の動作」について、これは今どき「プッシュ式エンジンスターター」ではなく、キー(もしくはデコイ)をスロットの差し込んで捻ってエンジンを作動させる、というもの。
これについてはポルシェの「伝統」を重視したものであり、昔のレース(ル・マン)はドライバーがグリッドの外に一列に並び、ヨーイドンで自分の車に駆け寄ってエンジンをスタートさせる方式で、この際に「左側に」キーシリンダーがあったほうがちょっとでも早くエンジンをスタートさせることができる、ということでポルシェのキーシリンダーは(左ハンドルであれば)左側に。
これを今でも伝統的に採用しているということだと思われますが(どこかポルシェのサイトに記載があったように思う)、あくまでもポルシェのルーツはレースにある、ということであり、一種の「儀式」と言えるかもしれません。

「3.アクティブエアベント」についてはセンターコンソール上のエアコン吹き出し口が未使用時にはピッタリ閉じて「見えなく」なったり、やたら細かな制御をするものですが、これはたしかにぼくも「こんなの必要あるのか」と思った部分。
ただしポルシェは意味のないことはしないので、きっと「意味がある」のだと思います。

「4.550馬力の加速」はサルーンとしては非常に速いもので、パナメーラ・ターボSの「3.6秒(スポーツクロノ装着時)」と同じタイムを誇るのは下記の顔ぶれ。
エンツォフェラーリ、ランボルギーニ・ムルシエラゴと同等、ということですね。

アストンマーティン・ヴァンテージGT3・・・3.6秒(2015)
アウディR8 5.2 スパイダー・・・3.6秒(2012)
アウディR8 5.2 GT・・・3.6秒(2013)
ケータハム スーパー7 JPE・・・3.6秒(1992)
フェラーリ430スクーデリア・・・3.6秒(2007)
フェラーリ・カリフォルニアT・・・3.6秒(2014)
フェラーリ599GTB・・・3.6秒(2007)
フェラーリ・エンツォ・・・3.6秒(2002)
フェラーリFF・・・3.6秒(2011)
ポルシェ・パナメーラ・ターボ・・・3.6秒(2016)
ポルシェ911カレラ4GTS・・・3.6秒(2016)
ランボルギーニ・ムルシエラゴLP640-4・・・3.6秒(2006)

「5.ニュルブルクリンクのラップタイム」も加速に通じるものがありますが、これはアルファロメオ・ジュリアQ4が記録を破るまでは「サルーン史上最速」。
現在50位といったところですが、これもフェラーリF430スクーデリア、ランボルギーニ・ムルシエラゴ、メルセデス・マクラーレンSLRより速いタイムとなっています。

48.シボレー・カマロZ28 7:37,47(2014)
49.ポルシェ911カレラS 7:37,90(2011)
50.ポルシェ・パナメーラ・ターボ 7:38,00(2016) 
51.ポルシェ911ターボ 7:38,00(2006)
52.レクサスLF-A 7:38,00(2010)
53.ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ 7:38,00(2010)

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