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アメリカンマッスルなら任せとけ。米スピードコアがダッジ・チャレンジャー・デーモンの外装をカーボンに、エンジンは1400馬力へ

2018/10/30

| ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンが840馬力から1400馬力へ |

アメリカンマッスルのカスタムを得意とする「SpeedKore」が今回はダッジ・チャレンジャーSRTデーモンのカスタムカーを公開(公式公開はSEMAにて)。
ただし「ちょっとやそっと」のカスタムで済まないのはこれまでのSpeedKore同様で、標準の840馬力(それでもスゴすぎるほどの馬力)6.2リッターV8エンジンを、なんと1400馬力にまでパワーアップ。

そしてこれを可能にしたのは「ツインターボ」だと公表されており、もともと備わる「スーパーチャージャー」をこのツインターボへと置き換えたようですね。

ドラッグレースのタイムは驚異の8秒台

なお、ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンは「公道走行可能なドラッグレーサー」。
後部座席はもちろん助手席すらオプションというハードコアなクルマで、ノーマルでもゼロヨン9.65秒を誇ります。

ちなみにこのゼロヨン9.65秒というのは市販車(無改造)最速タイムで、現時点で記録が残るゼロヨンランキングはこんな感じ。

つまりチャレンジャーSRTデーモンは改造しなくてもブガッティ・ヴェイロンやマクラーレンP1よりも速いということですね。

ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン(2017) 9.65秒
ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ(2011) 9.7秒
マクラーレンP1(2014) 9.8秒
ポルシェ918スパイダー(2014) 9.8秒
ラ・フェラーリ(2015) 9.8秒

そして今回1400馬力となったチャレンジャーSRTデーモンですが、なんとゼロヨンタイムは8.77秒。
出力向上はもちろん、ボディパネルをカーボンファイバーへと置き換えた軽量化も効いていそうですが、詳細はSEMAにて発表されることになりそうです。

SpeedKoreはほかにこんなクルマもプロデュース

スピードコアはこれまでにもだわ異性に富むクルマを数々リリース。
とくにクラシックモデルのカスタムに強く、昔のアメリカンマッスルを現代のテクノロジーを用いて仕上げるのが得意だと見えます。

アイアンマンを演じるロバート・ダウニーJrのためにカスタムされたマスタングはなかなかに秀逸で、メッキパーツをカーボンファイバー(ヴィジブル仕上げ)に置き換えるなど、他のショップでは思いつかないようなコンバートがなされています。

さらに「アヴェンジャーズ」つながりでキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスのために作られたカマロも公開済み。

こちらも本来キラキラメッキな金属パーツを「マットなダーク仕上げ」に置き換え、レトロフューチャーな内装が与えられるなど、なんとも魅力的な一台です。

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60-70年代のSF映画風。秀逸なカスタムが施されたダッジ・チャレンジャー

(1960〜1970年代の)SF映画に出てきそうなルックスを持つシボレー・カマロ。
おそらくはフロントリップ、サイドステップ、リアフェンダー、リアアンダー、トランクリッドスポイラーあたりが変更されているように見えますが、カスタムの内容や詳細は不明。
全体をホワイトで統一していて清潔感があり、そしてレッドをアクセントとして効果的に使用。
スターウォーズに出てくるストームトルーパー風でもありますね。

ホイールはフォージアートの22インチ。
ホイールが大きすぎるのか、ブレーキローターが小さすぎるのか、はたまたその両方なのかわかりませんが、ちょっとブレーキは寂しく感じます。

リアにおいてもテールランプとその周辺をレッドに。
この発想はなかなか出て来ず、考えた人はかなりなアイデアパーソンだと思います。

なお、1960年代から1970年代にかけてのSF映画というと、未来の様子や宇宙船はこんな感じでつるりとした白いものだったと思いますが、1980年代に入ってからのSF映画だと、急に未来の様子が退廃的なものとして描かれるように。
端的なのは「ブレードランナー」で、あの映画以降は「未来」に対するイメージ、描かれ方が変わってしまったかのように思います。

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