| うまく組み合わせれば2ローター、3ローターエンジンを作ることができるかもしれない |
動作させずとも手元に置いて眺めるだけでも楽しそうだ
さて、エンジニアリングの限界に挑戦し、いつもなにかクレイジーなものを作っているユーチューバー、ワープド・パーセプション。
今回は実際に作動する「世界最小の」ロータリーエンジンを組み立てて作動させる様子を動画にて記録しています。
なお、この世界最小のロータリーエンジンはトーヤン(Toyan)より発売されているキットだそうで、499ドルにて購入できる、とのこと。
その組立は予想以上に難しかった
動画ではこのロータリーエンジンを組みたて、実際に回転させるところまでを収めていますが、まずローターの大きさはこんな感じ(おそらく13B)。
サビているローターが実際のクルマに搭載されるロータリーエンジンのもので、その下にある小さいローターが今回のキットに含まれるローターです(実車のローターの0.18%しかない)。
そしてこれを組み立てゆくわけですが、ちゃんとアペックスシールも取り付ける必要があるもよう。
なお、小さいパーツ同士を組み立てるため、ちょっとの誤差でも大きく影響することになり、ちゃんとエンジンを動作させるには細心の注意が必要になる、とのこと。
こちらはひとまずローターを組み込んだ状態。
その後は苦労しながらなんとか安定してエンジンを回転させることに成功し、その回転数は驚きの30,000rpm!
出力は0.7PSだそうですが、実際のエンジンの0.18%のサイズながら出力は0.5%に相当するパワーを発生しているので、なかなかの高性能だと言えそうです。
実際に稼働させなくても組み立てたりその構造を見たり知ったりするだけでも楽しめそうで、ちょっと欲しくなってしまいますね。
ワープド・パーセプションはジェットエンジンも組み立てていた
そしてこのユーチューバーはなんとジェットエンジンも自作しており、その構造や動作がよく分かる動画も公開しています。
こちらはインペラですね。
どんどんパーツを作り出して組み立て・・・。
完成!
なお、ジェットエンジンの動作がわかりやすいよう、外側を「シースルー」にしてくれるというおまけつきです。
そこからは実際に点火して動作させています。
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スモールサイズのロータリーエンジン、ジェットエンジンを組み立てて動作させる動画はこちら
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