その価格3099万円、乗り出し4000万円。ボクはポルシェ911ダカールを購入しようかどうか猛烈に迷っている

｜　長期的に見て、911ダカールの価値が上がるのは間違いないが　｜

フェラーリ296GTB、ポルシェ911GT3RSの資金を確保できていない状況でさすがに911ダカールをオーダーするのには不安がある

さて、先日発表されたばかりのポルシェ911ダカール。

全世界で2,500台のみの限定となる「スポーツカー×オフローダー」という新潮流のクルマですが、こちらはその直前に発表されたウラカン・ステラートと同系列だと考えていいかもしれません。

なお、ウラカン・ステラート（1,499台限定）については、「（注文）どうですか？」と以前に担当さんにお声がけいただいたものの、ウラカンEVO RWDが納車されて間もない時期だったのでせっかくのオファーを断ってしまい（惜しいことをした）、その後またたく間に完売となっています。

ポルシェ911ダカールはまだ購入できる可能性があるようだ

ただ、ポルシェ911ダカールについてはまだ購入できる可能性があるようで、現時点で申し込みを行えば列に並ぶことができるもよう（ただし順番が回ってくるかどうかは確約されているわけではない）。

つまり911ダカールについては、重要顧客のみでは限定台数を賄えなかったということになり、一般に対してもその門戸が開放されたということになるのかも。

ちなみにですが、ポルシェの限定モデルは一部でなかなか完売しないものがあり、たとえばカレラGTは予定販売台数を売り切ることができず、余ったパーツをのちの918スパイダーに転用していますが（1,500台の販売計画を持っていたが、1,270台しか販売できなかった）、この918スパイダーについても完売するまでに非常に長い期間を要しています（2011年に発表され、予定生産台数の918台を完売したのは2015年）。

しかしながらカレラGT、918スパイダーとも、販売終了後にその価値が再評価されて大きく価格が上昇しており、発売当時の人気がすなわちその市場価格を表しているわけではないようですね。

よって、今回の911ダカールの反響が「ポルシェが予期したほど」ではなかったとしても、それはこの後の911ダカールの価値をあらわしているわけではなく、それはまた別の問題だと思われます。

なお、ぼくが「迷っている」のは、これからフェラーリ296GTBの支払い準備をせねばならず、そして911GT3 RSも申し込んでしまっていて、この状況で911ダカールの購入に手を上げてしまうと「いっせいにこれらのクルマがやってきてしまう可能性があり」いろいろと考えねばならない問題が出てきしてしまうから。

ボクがポルシェ911ダカールを購入するならこんな仕様

ちなみにポルシェ911ダカールの価格は3099万円で、911スポーツクラシックの3724万円、911ターボSカブリオレの3362万円、911GT3 RSの3134万円に次いで「4番目に高い」ポルシェ911（そう考えるとターボSカブリオレは非常に高価）。

そこでざっとぼくが「911ダカールを購入するなら」という仕様を考えてみたいと思いますが、まず「ラリーデザインパッケージ（4,337,000円）」は除外することになりそう。

その理由としては、ぼくはとくにこのロスマンズカラーに思い入れはなく、かつこのオプションを装着すると他のオプションの選択肢が制限されるためです。

しかしボディカラーはペイント・トゥ・サンプルによるカスタムカラー（カリフォルニアオレンジ、もしくはNATOグリーン、その他の可能性もある）、ホイールはホワイト、インテリアはブラックとブルーのコンビとなりそうですが、改めてその仕様について考えてみたいと思います（現在、ポルシェのカーコンフィグレーターの動作が非常に遅いので、後日に調整したいと思う）。

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