以前にミシュランガイドにて星ひとつを数年にわたり獲得しているエビワンタンのお店「沾仔記」を紹介しましたが、今回はミシュランの星はなくとも現地のグルメガイドで評価の高いエビワンタンを食することができるお店。
お粥と麺を一緒に扱うお店が多く、その場合は「粥麺家」と看板を掲げています。
そんなわけでエビワンタン（雲呑）。
ワンタンにエビが入っているのがデフォルトのようで、普通の「雲呑麺」を注文するとエビワンタンになります。
味自体は沾仔記のほうが上ですが、こちらのお店はメニューが豊富で、選べる楽しみはありますね。
なお沾仔記の斜め向かいにもミシュランの星を獲得したお店があり、そちらも訪問してみたいと考えています。
こちらは茹でた麺を皿にあけ（炒めているわけではない）、オイスターソースをかけたもの。
上に乗っている粉は不明ですが、これをガシガシとかき混ぜて食べます。
麺はワンタン麺に使用されるものと同じ、卵麺ですね。
スープが付いてきますが、これがけっこう美味。
こちらはお粥。
海鮮、ブタの肝、牛肉と色々なものが入っています。
香港や広州ではブタの肝を食べることが多いようで、メニューにある場合は比較的よく注文する食材です。
なお香港に限らず中華圏では、人気店がひとつできるとその周囲に同じようなものを扱うお店がいくつもできます。
しかしながら同じような食べ物の店でも方や行列ができていて、方や閑古鳥が鳴いている、という場合が多くあり、現地の人は味に敏感なので、「マズイものにはビタイチ払いたくない」という意識が強く、並んでも美味しいものを食べようとする傾向があります。
よって、現地の人が入っていない飲食店、他が混んでいるのに空いている飲食店には入るべきではないとぼくは考えているのですね（経験上、それで失敗したことがある）。
なお、こちらは他のお店の看板ですが、よくある日本語の間違い。
「ン」と「ソ」はやはり区別がつきにくいのでしょうね。
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