
新型パジェロは細部に至るまで「非常によく考えられた」クルマである
このデザインや装備、パワートレイン、走行性能を考慮するに「格安」だといえそうだ
さて、新型パジェロを見てきたので、ここでざっと興味を惹かれたところなどを述べてみたいと思います。
現在パジェロは「先行展示」として全国いくつかのディーラーやイベントにて展示がなされており、関西においても10月〜11月にかけて様々な場所へと登場し、そして今回の展示においても「異様」といえるほどの熱意をもった人々が集まっているという印象。
とにかく「本気で購入を検討している」という雰囲気の来場者が多く、実際に使用した際の使い勝手など「細部に至るまで」を確認している人が多かったように思います。

この記事の要約
- 新型三菱パジェロ「先行展示」へ
- 新型パジェロは「オフローダー」というよりも「ラグジュアリーSUV」といった印象
- 現代ならではのデザインフィニッシュに加え、「ブランディング」というソフト面においても「今風」
新型パジェロは「豪華さや快適性」が大きく向上
新型パジェロは「従来のパジェロが持っていた本格的な悪路走破性を継承しながらも、三菱自動車のフラッグシップSUVとして、豪華さや快適性も大幅に高めた」ことが大きな特徴。
実際のところ「フラッグシップらしさ」は内外装の随所に見られ、「クロカン四駆」というよりは「ラグジュアリーなSUV」というのが第一印象です。

なお、今回の「復活」はじつに「約7年ぶり」で、今回のモデルでは次の3つが大きな特徴としてアナウンスがなされています。
- 本格的なラダーフレーム構造を採用
- スーパーセレクト4WD-IIによる高い悪路走破性
- 3列シート7人乗りのフラッグシップSUVとしての快適性

日本における実際の発売は2026年12月17日で、グレード構成と価格は以下の通り。
| グレード | 車両本体価格(税込) |
|---|---|
| SUPER EXCEED | 795万800円 |
| EXCEED | 693万円 |
| GSR | 676万5,000円 |
| GLS | 619万3,000円 |

新型パジェロのボディサイズは以下のとおりとなっていて、「かなり大きな」クルマということになりますね(ランクル250よりは”数センチづつ”小さい)。
| 項目 | 新型パジェロ |
|---|---|
| 全長 | 4,920mm |
| 全幅 | 1,925mm |
| 全高 | 1,910mm |
| ホイールベース | 公式発表資料では未確認 |
| 乗車定員 | 7名 |
| エンジン | 2.4L直列4気筒ディーゼルターボ |
| 最高出力 | 150kW(204PS) |
| 最大トルク | 480Nm |
| トランスミッション | 8速AT |
| 駆動方式 | 4WD |
| WLTC燃費 | 12.1km/L |

上述の通り、新型パジェロの大きな特徴は「モノコック構造ではなく」ラダーフレーム構造を採用していることで、これはランドクルーザー250やランドクルーザー300などと同様の、本格的なクロスカントリーSUVに用いられる構造です。
- 高張力鋼板を多用した高剛性ラダーフレーム
- フロント:ダブルウィッシュボーン式独立懸架
- リヤ:新開発5リンク式リジッドサスペンション
- 最低地上高:最大230mm(20インチタイヤ装着車)
- スーパーセレクト4WD-II
- S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)

この「スーパーセレクト4WD-II」は走行状況に応じて以下の4つのモードを選択でき、さらにGRAVEL、SNOW、MUD、SAND、ROCKなどの路面に応じた7種類のドライブモードも用意されていて、ラグジュアリーな外観によらず「実際に悪路を走破することを前提に設計されている」点が非常に重要。※新型パジェロの基本は「悪路走破性」にあり、ラグジュアリーな仕立てはランドクルーザー250などの仮想ライバルに対する「排他性」を持たせたためなのだと思われる
| モード | 特徴 |
|---|---|
| 2H | 後輪駆動 |
| 4H | フルタイム4WD |
| 4HLc | センターデフロック |
| 4LLc | ローギヤ+センターデフロック |

新型パジェロのこんなところに興味を惹かれる
そして実車を見て興味を惹かれたところを見てゆきたいと思いますが、かなりブランディングに注力しており、いたるところに「PAJERO」文字。

フロントフードは「クラムシェル」、そしてこの「T字型」デイタイムランニングランニングランプは非常にインパクトがあり・・・。

実際のヘッドライトはグリル内に格納されます。

展示車は最上位モデルの「スーパーエクシード」なので、あちこちに高級感を醸成する装備が与えられ、この「カッパー」のアクセントにメタリックグレーのペイントはなかなかに効果的。
ちなみに「樹脂そのまま」のパーツはほぼ見受けられず、(フェンダーモールも含めて)光沢のある塗料にてペイントされていることが「ラグジュアリーさ」を感じさせる要因なのだと思われます。

スキッドガードにも「PAJERO」文字。

インテリアだとグリップにも「PAJERO」文字がエンボス加工され・・・

センターコンソールにも「PAJERO」文字。

ランディングボードのサイド部分も「メタリックグレー」。

ウインドウモールは美しい3D形状、そしてマット仕上げのメタル調。

Cピラーの造形は非常に印象的で、そしてこれは「初代パジェロ」をオマージュしたデザインなのだそう。

ちなみにリアハッチの「3D的形状」は従来モデルの「スペアタイヤカバー」をイメージしている、とのこと。

ホイールサイズは20インチ(グロスブラックに切削加工)。

テールランプはスケルトン構造ですね。

なおマッドガードにもカッパーのパーツ。

ルーフとルーフエンドは「幾何学っぽい」ラインにて構成されています。

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