香港にやってくると必ず訪問する竹園海鮮飯店。
漢口、上湾、ハッピーバレー(競馬場)にもお店がありますが、それぞれやや味や雰囲気が異なり、ぼくのお気に入りは以前からある尖沙咀店(尖沙咀漢口道28號亞太中心南翼地庫)。
入り口にて人数を告げると下へゆくように言われます。
通路には水槽があり、カニやエビ、貝、ガルーパ(ハタ科の魚)がたくさん。
ここを通りすぎて地下に行くと店の入口で、係の人が待ってくれているので案内に従いお店の中へ。
メニューは写真が豊富なので比較的わかりやすく、とくにカニやエビのチーズ焼き(バターチーズロブスター)、ガルーパが有名ですね。
ただしそれらはけっこう量があり、それを注文すると他のものを食べることができなくなるのでぼくは泣く泣く見送ることが多くなっています(大人数だと遠慮無く注文できるのですが)。
そんな中でも必ず注文するのがフカヒレ。
フカヒレといっても色々な種類のスープがあり、できるだけ違うものを頼むようにしていますが、どれを食べたことがあり、でおれがまだなのかはなかなか記憶しておらず、とりあえず美味しそうに思えるものをその日の気分で選択。
椎茸と青梗菜のようなもの。
エビの炒め物。
牛肉とにんにくとナッツ。
そして食べ終えると出てくるのがフルーツ。
その時によって変わりますが、メロンとスイカは必ず出てくるようです。
ドラゴンフルーツが出てくる時もありますね。
今回は注文しませんでしたが、ぼくがオススメするのはツバメの巣。
これこココナツミルクで煮て蜂蜜を加えた、温かくて甘いデザートがあるのですが、これは絶品と言えるでしょう。
他ではアワビもいいですね。
いずれも安価ではありませんが、日本では食べることができない、もしくは食べることが出来ても質が劣るか非常に高価なものばかりなので、多少高くとも食べることができる機会があるのであれば、その機会に食べておこう、とぼくは考えるのです。
夜の遅い時間帯だと、オッサンが一人できてワインを飲みながらブロッコリーやチンゲンサイをゆでてさっと炒めたものを黙々と食べている姿を目撃することもあり、一風変ったお店とも言えますね。
朝10時から夜12時まで営業しており、午前中や午後6時までの夕方だと比較的空いています。
それ以降の夕方や夜間になるとけっこう混んでいて、席が取れないこともあるので要注意。
九龍尖沙咀漢口道28号亞太中心地庫
香港の美味しいお店を紹介するシリーズですが、今まで最も多くの回数を訪れたのが「竹園海鮮飯店」。
香港島に2店舗、九龍島に1店舗を構えるレストランです。
ロブスターのマヨネーズ和えで有名ですが、他の料理ももちろんイケます。
オススメはガルーパ、フカヒレ系、ツバメの巣とはちみつを混ぜたデザート。