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マクラーレンがエルバのルーツに通じるレーシングカー、M8Dそしてエルヴァがともに走行する動画を公開。意外とM8Dはデカかった

2021/08/25

マクラーレンがエルヴァのルーツに通じるレーシングカー、M8Dそしてエルヴァがともに走行する動画を公開。意外とM8Dはデカかった

| マクラーレンにはやっぱりオレンジがよく似合う |

残念ながらエルヴァの生産台数は大きく減ってしまったが、そのぶん後の価値が上がるかもしれない

さて、マクラーレンがそのハイパーカー「エルヴァ」のあらたなるプロモーション動画を公開。

今回の動画はこれまでのものと一風変わっており、エルヴァのインスパイア元となった「マクラーレンM1A」に連なる系譜でもある「M8D」とともに走行する姿も収められています。

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マクラーレン「エルヴァ」はこういったルーツを持っている

「エルヴァ(ELVA)」という名称については、マクラーレン創始者であるブルース・マクラレーンが自らが開発し、レースに出場したレーシングカー、M1Aを指す呼称であると公式に発表されているものの、このM1Aについてはあまり記録が残っていないようで、ブルース・マクラーレンが開発した最初のレーシングカーであったこと、このレーシングカーが非常に優れていた(好成績をあげた)こと、そのためにほかのプライベーターからも同じマシンを作って欲しいと頼まれて量産に乗り出したこと、しかしリソースがないためにレーシングカーコンストラクター”エルヴァ・カーズ”との協業によってこのM1Aを生産したためにエルヴァと呼ばれるようになったことなどが一般的な認識として残ります。

その後マクラーレンはM6A、そしてその発展形となるM8Dを実戦投入することになりますが、M8DはM1A(下の画像)と多くの共通点を持っていて、リアダックテール・スポイラー、ホイールを包み込むように膨らんだボディワーク、ミッドマウントのV8エンジンなどがその共通点。

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こちらがそのM8Dですが、大きなリアウイングが特徴的で、その外観から「バットモービル」と呼ばれることもあるようです。

ちなみにBMW 3.0CSLもそのリアウイングに起因して「バットモービル」というニックネームが与えられていますが、アメリカ(M8Dが活躍したのはカンナム)では何かと大きなウイングを持つクルマをバットモービルと形容する事が多いようですね。

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なぜマクラーレンにはオレンジ?

まお、マクラーレンのカンパニーカラーは「オレンジ」ですが、これについてはそのルーツが明確ではなく、もっとも強く信じられているのは「スポンサー探し」説。

当寺資金に困っていたブルース・マクラーレンはスポンサーを探すために「最も目立つ色」しかしもっともペンキ代が安い色ということでオレンジを選んだのだと言われます(実際、その後にスポンサーが決まった際にはあっさりオレンジを捨てているので、オレンジには特段のこだわりがあったわけではないようだ)。

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そういった経緯もあって、マクラーレンは「スパークオレンジ」「パパイヤオレンジ」など数種類のオレンジをラインナップしているわけですが、さすがにエルヴァはM1Aを意識したデザインを持つだけあってオレンジが似合うようですね。

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残念ながら販売台数は大幅に減ってしまったが

なお、マクラーレン・エルヴァは当初「399台限定」にて発表されるものの、その後になんどか限定台数の引き下げをアナウンス。

その理由は「オーダーを入れた顧客から、こういったクルマはもっと生産台数を低くすべきだというアドバイスがあった」からだとされているものの、実際には「売れなかった」のだと広く信じられており(ぼくもそう思う)、結果的には149台にまで生産台数が下がっています。

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ただし、こういった「現役時代にはあまり売れなかった」クルマについて、その生産台数の少なさに起因して、後々価格が上がることが往々にしてあり、数年後、十数年といった時間が経過した後、エルヴァの評価が正しくなされることになるのかもしれません。

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マクラーレン・エルヴァがM8Dとともにサーキットを走行する動画はこちら

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参照:McLaren Automotive

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