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アルピーヌA110のチューニング第1号。パワーアップにロールケージ、ラッピングで大きく変身

2018/12/02

おそらくはアルピーヌA110「最初」と思われるカスタムが登場。
これはドイツのレーシングファクトリー、WALDOW PERFORMANCEによるもので、ルノーの車でレースに参戦していることから今回のチューニングに繋がったようですね。

なお、このチューニングカーには「WP300」という名称が与えられ、その名の通りエンジン出力も252馬力から48馬力アップの「300馬力」。

ルノーのチューンはお手のもの?

なおアルピーヌA110のエンジンはルノー・メガーヌR.S.のものと同じなのでWALDOW PERFORMANCEにとってチューンが容易だったのかもしれませんが、それにしてもイキナリ「パワーアップ」してくるとは恐れ入った、という感じですね。

0-100キロ加速は4.5秒と発表されており、これは純正の「-0.1秒」。
最高速度は時速250キロのままで、これはリミッターによる制限がかかったまま。

アルピーヌA110はストック状態だと252馬力にとどまるものの車体重量は1280キロと非常に軽く、これはパワーウエイトレシオ「4.28」。
目下のライバルと言われるポルシェ718ケイマンは300馬力を発生し、しかし車体重量はアルピーヌA110より100キロも重い1390キロとなっていて、パワーウエイトレシオは「4.8」。

上述の通りアルピーヌA110の0-100キロ加速はノーマルで4.6秒なので、718ケイマンの5.1秒よりもかなり速いということになり、これはそのまま「軽さ」が主な要因を占めると考えて良さそう(A110は最高速を追求するクルマではないのでギア比もクロスしていると思われる)。

チューニング内容としてはまずライムグリーンへのラッピング、一部パーツのブラックペイント、KWサスペンションキットによるローダウン、リアスポイラーの装着、エキゾーストシステムの交換が公開されている範囲ですが、おそらくはEUC変更、エアクリーナー(もしかするとボックスも)の交換も行われていると考えるのが妥当。

内装においてもグリーンのアクセントが与えられるほか、(やはりグリーンの)ロールケージが追加されているのがわかります。

アルピーヌA110はとにかくその「軽さ」が最大の特徴で、そのためにはホイールやタイヤ、シートやシートレール、ブレーキシステムなど「とことん」軽量化。
もちろんこれらは専用品で、ルノーからの流用を行わず専用に開発した等ほどの気合の入りようですが、そのぶん「うかつに社外品に交換すると重量が増加したり、霊能が悪化する」と思われるクルマでもあります。

VIA:WALDOW PERFORMANCE

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