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ルノーの大ヒットモデル「5(サンク)」が現代にEVとして蘇ったら!今こそルノーは5をリバイバルすべきだ

2020/11/21

| 「5」の名がこのまま歴史に埋もれてしまうのはあまりに惜しい |

さて、欧州自動車メーカーにおけるハッチバックの名作と言える「ルノー5(サンク)」。

初代は1972年に登場し、その後1984年に二台目へとスイッチ。

その後は「クリオ(日本ではルーテシア)」と名を変えて販売されることとなっています。

車名を変えた理由としては、「当時のルノーはモデルチェンジに際して車名を変更するのが常であったから」だとされていますが、ビッグネームだけに「5」を継続して欲しかったというのが偽らざる心境です。

ルノー5にはこんなバリエーションがあった

そしてルノー5といえば「ルノー5ターボ」をまっさきに思い出しますが、これはエンジンをフロントからリアミッドへと移し、駆動輪を後輪としたWRC参戦のためのホモロゲーション取得用モデル。

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プジョー205も忘れてはならない

このルノー5ターボはプジョー205 T16の良きライバルとも言えますが、(そういった時代であったといえど)両者ともFFをMRへと変更するという、とんでもない仕様を持っていたということになりますね。

そしてこの5ターボのインパクトはあまりに強く、時折レンダリングアーティストが題材として取り上げることも。

ルノー5ターボが現代に蘇るとこうなる!クリオ(ルーテシア)をベースにミドシップ化+オーバーフェンダーで武装してみた

| 残念だが、もはやこういったクルマの登場は望めそうにない | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49824435633/in/dateposte ...

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現代にルノー5が蘇るとこうなる

さらにグラフィックデザイナー、Marco Malteseもルノー5の復活を願う一人。

子供の頃に見かけて多大なる衝撃を受けたというルノー5が現代(というか未来)に蘇ったらこうなるだろう、という作品を公開しています。

Renault-Le-5-concept-6

その名は「Le5」

このレンダリングは「Le5(ル・サンク)」として公開されていますが、これはアメリカでは「Le Car」として販売されていたことに関係があるのかも。

見た限りでは当時のルノー5の印象を継承し、しかしフロントには現代のルノーが持つ「ウイング風」デザインも見られます。

そしてフロントグリルが閉じられていること、リアにはテールパイプが見えないことから「ピュアEV」だと考えてよさそう。

Renault-Le-5-concept-3

現在欧州ではコンパクトEVがある種のメインストリームとなりつつあり、フォルクスワーゲン・ゴルフ、プジョー208にはEV版が追加され、さらにはマツダMX-30、ミニクーパーS E、ホンダeといったニューカマーも登場。

ルノーも「ZOE」を発売しているものの、さらに販売を有利にしようと考えると、かつての大ヒットモデルである「5」の名をリバイバルしない手はない、と考えたりします。

参照:Marco Maltese

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