｜ パガーニ製のインテリアを持つプライベートジェットが完成間近 ｜
パガーニは以前に「エアバスとの協業にて、プライベートジェットのインテリアを手がけている」と公表していますが、その飛行機もついに完成間近、とのこと。
今回は追加でその内装と仕様が公開されており、「いかにもパガーニらしい」ものとなっています。
これはエアバスACJ319の特別仕様で、「Neo Infinito」と呼ばれるもの。
機体内部のデザインはパガーニそのもの
パガーニについて、カーボンファイバー技術がそのブランドの核にあることは間違いなく、よって今回のエアバスACJ319 Infinitoについてもそれは同じ。
その他はソフトレザー、ウッド、ガラス、金属といった素材が使用され、とくにこのガラスはスイッチひとつで電気的に透明から不透明に変更できるなど先進的。
そのほかLEDアンビエントランプが採用されるなど快適性にもこだわっていますが、なんといっても驚きなのは「機体上部がシースルー」。
これは窓といったレベルではなく、キャビンの前から後ろにかけて連続するもので、こういった構造が実現できるのかは謎。
もし実現できれば、世界の富裕層がこぞって購入することになりそうです（富裕層が求めるのは、性能よりも”そういった部分”なのかもしれない）。
他にも自動車メーカーと異業種とのコラボは多い
なお、自動車そのものは様々なテクノロジーや素材、そしてデザインと言った要素を併せ持っているため、異業種にとっても「ノウハウの宝庫」。
よって、多くの自動車メーカーが異業種とのコラボレーションを行っているようですね。
まずは世界中に富裕層を顧客として抱えるベントレー。
超高級ホテル（スターウッズホテル＆リゾート）の内装を手がけていますが、ほかにもリッチ層向けのサービスを展開中。
https://intensive911.com/?p=69099
こちらはエアバスとアウディとが協業し、「空と陸」でシームレスにパーソナルモビリティを提供するという計画。
メルセデス・ベンツも「空飛ぶタクシー」事業に投資していますね。
アストンマーティンは潜水艦製造会社、「トリトン」とのコラボによって海中へ。
そのほか高級タワーマンション事業を手がけるなど、異業種への参入に積極的ですね。
メルセデス・ベンツはルフトハンザ航空のファーストクラスの内装、そして不動産会社との提携にて高級アパートのインテリアも手がけています。
https://intensive911.com/?p=25132
ミニは世界各地で「新しい住居のあり方」を提案中。
ロンドン、上海、ニューヨークで実際に物件を公開しているほか、東京でもプロジェクトが進んでいる、とのこと。
https://intensive911.com/?p=118215
BMWはヴァージン・グループと組んでハイパーループのキャビン内装を手がけることに。