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アウディTTロードスターにも「ファイナルエディション」登場。内外装は英国調、Sライン内外装なのにSラインバッジ排除という粋な仕様

アウディTTロードスターにも「ファイナルエディション」登場。内外装は英国調、Sライン内外装なのにSラインバッジ排除という粋な仕様

| 現在、アウディTTは生産終了に向け、各国にて最終限定モデルが投入されている |

この仕様はぜひ日本市場においても導入してほしいものだ

さて、アウディが米国市場向けに「TTロードスターのファイナルモデル」を50台のみ限定にて発売。

なお、日本市場において、TTの最終限定モデルとして(直近では)「TTクーペ ファイナルエディション」「TTSクーペ メモリアルエディション」の2モデルが投入されているものの、TTロードスターに関しては「(2020年以降)ファイナル」モデルが投入されておらず、よって今回米国にて発売された最終限定モデルと同様の仕様を持つTTロードスターが「最後の最後となる記念モデルとして」導入される可能性がゼロではないのかもしれません(TTロードスターそのものは、すでに日本のカタログからドロップしている)。

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米国版アウディTTロードスター ファイナルエディションはこんな仕様を持っている

そこで今回発表されたアウディTTロードスター ファイナルエディションを見てみると、ボディカラーはアウディのパーソナリゼーションプログラム「エクスクルーシブ」によるグッドウッド・グリーン・パール。

このカラーは初代TTにオプションとして設定されていたものだとされますが、「TTにグリーン」というのはなかなかに新鮮です。

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そしてルーフは(おそらくTT初の)グレー。

前後バンパー、サイドステップのインレイにマッチさせたのだと思われます。

ちなみにホイールサイズは「20インチ」ですが、かなり大きく見えますね。

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こちらはトップを下ろした状態。

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なお、ベースとなるのは「Sライン」ではあるものの、アウディはこのTTロードスター ファイナルエディションからSラインバッジを(内外装ともに)取り外しており、おそらくはシンプルさを狙ったものだと思われます(なかなかに粋な演出である)。

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パフォーマンスに関しては通常のTTロードスターと変わらず、2リッター4気筒エンジンを搭載し、これに組み合わせられるのは7速デュアルクラッチ・トランスミッション、そしてもちろん駆動方式はクワトロ(4WD)、特別装備としてサスペンションにはマグネティック・ライド・コントロールが与えられています。

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アウディTTロードスター ファイナルエディションのインテリアはこんな仕様を持っている

そしてこちらはアウディTTロードスター ファイナルエディションのインテリア。

標準仕様のTTに装着されるブラッシュドアルミニウムアクセントの代わりにカーボンファイバーが用いられ、シートには美しいパロミノブラウンのレザーが採用されており、米国仕様でありながらも「ブリティッシュ」な雰囲気が満載。

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なお、TTロードスターというと「ベースボールシート」を連想するものの、このTTロードスター ファイナルエディションではベースボールステッチは採用されず、しかしアウディによれば「オリジナルのTTのベースボールシートを現代的に解釈した」仕様を持つ、とのこと(画像では判断できないものの、おそらくシートサイドにクロスステッチが用いられているのだと思われる。ベースボールステッチは摩擦に弱く、よく”切れる”例が報告されている)。

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